NHK大河ドラマ 徳川家康 完全版 第壱集 [DVD]

NHK大河ドラマ 徳川家康 完全版 第壱集 [DVD]
動乱の戦国時代を生き抜き、徳川三百年の礎を築いた徳川家康。その誕生から死に至る75年の波乱の生涯を描いた壮大な歴史ロマン!

山岡荘八原作の歴史小説「徳川家康」を、小山内美江子の脚本で映像化。青年時代の人質生活をはじめ、幾多の辛苦をなめながら、織田信長、豊臣秀吉に協力した家康が、関ヶ原の合戦、大坂冬の陣、夏の陣を経て、戦国乱世に終止符を打ち、天下泰平の偉業を成し遂げるまでを描く。滝田栄演じる若々しい家康は、陰湿な“タヌキ親爺”という従来の家康のイメージを払拭し、人間味溢れる新たな家康像を打ち出した。家康と人気を二分した信長を役所広司が、奔放な秀吉を武田鉄矢が名演し、さらに八千草薫、大竹しのぶ、池上季実子、夏目雅子らの女優陣が華を添える。

◆NHK総合テレビ 1983年1月~12月放送/各44分/全50回(第1回と最終回のみ89分)
◆全50話のうち第壱集には前半27話を収録

◎商品内容
○第一巻
●DISC1:第1回「竹千代誕生」/第2回「離別」/第3回「人質略奪」
●DISC2:第4回「忍従無限」/第5回「人質交換」/第6回「試練の時」/第7回「初陣」

○第二巻
●DISC3:第8回「桶狭間」/第9回「岡崎入城」/第10回「三河一向一揆」/第11回「興亡の城」
●DISC4:第12回「人生の岐路」/第13回「三方ヶ原合戦」/第14回「父と子」/第15回「陰謀」

○第三巻
●DISC 5:第16回「無情の風」/第17回「無血の勝利」/第18回「謀叛発覚」/第19回「長篠の戦」
●DISC 6:第20回「難題」/第21回「信康追放」/第22回「落花有情」/第23回「安土への道」

○第四巻
●DISC 7:第24回「本能寺の変」/第25回「伊賀越え」/第26回「次に吹く風」/第27回「小牧 長久手の戦」

●豪華解説書(カラー12P)封入

原作:山岡荘八/脚本:小山内美江子/音楽:冨田 勲/制作:澁谷康生/演出:大原 誠、加藤郁雄、松本守正、兼歳正英 ほか

滝田栄/役所広司/武田鉄矢/大竹しのぶ/八千草薫/近藤正臣/池上季実子/夏目雅子/藤真利子/鹿賀丈史/長門裕之/竜雷太/竹下景子/石坂浩二 ほか

 最近の大河ドラマはどれも観るに堪えませんが、この時期のものはどれも良いですね。

 最近の、特に90年代に入ってからの大河ドラマはどれも駄目です。制作者サイドの姿勢というか、何か根本的なものが(心意気とか)スッカリ変わってしまったとしか思えないほど作品の質が変わってしまった。これはNHKに限った事ではなく、日本全体に言えることだ。日本のテレビ番組全体の質が落ちてしまった。そういう事から言えば、この時期の日本のテレビ番組はまだ良かった。この滝田栄さんの徳川家康や、役所さんの「(宮本)武蔵」も良かった。歴史考証から言っても、妙な偏りも感じられず、スンナリ観る事ができます。

以前より、家康の父母のエピソードに関して興味があったのですが、
このドラマではその辺の事情もとても丹念に描いていて、
たいへん好感が持てました。
もちろんドラマとしての“脚色”があることは然りなのですが、
それでも、「ほんとにこんな様子だったのかも・・・」と思えるくらいに、
岡崎松平家をとりまく状況は、“よくありません”。

広忠役の近藤正臣さんの演技はインパクト大。
若くして悲劇の運命をたどらずにはいられない
家康の父の姿がよく表現できているとおもい、かなり感動しました。
もう家康の人生のために命散らした役割、といってもいいくらいの
哀愁が漂っています。見ていて、「お父さーん!」とテレビの前で叫んで、
同情してしまうほど・・・。
お大を失ってしまい、心を病んでしまうくだりも、無念さと哀れが如実に漂っていて
松平家の「よくない状況」をさらに深くあらわしているかのようです。

母親であるお大の方。大竹しのぶさんの演技も、韓国ドラマ以上の
哀しみを誘います。そして、当時の女性が生きていくのにどれだけ
必死であったか、も伝わってくるかのようです。嫁いできて当初、広忠に心無い
仕打ちをされても、ポジティブを失わない。賢さと健気さを兼ね備え、
くらいついていくかのように、松平の妻として生きようとする姿は、
“女性目線”で創られているいまの大河ドラマより何倍も女性らしく、愛らしく、
女性の真の強ささえ感じます。そんなお大に、あらくれの家臣野郎たちも
実に紳士的な姿勢で慕っており、完璧に松平の母として君臨。たとえ離縁され、他家に嫁ぐ
運命にあっても、お大は家康の母であり、松平の母なんだなあと納得させられました。

側室であるお久とお春の存在も必見。戦国女性の哀しみ、というより、
弱小国の殿様に仕えてしまったゆえに、苦心を強いらされる様子がつらさを
呼び起こす。彼女たちが、それぞれのやり方で、広忠のもとを去る様子を
みても、「ああ、いまの岡崎松平家の運命は風前のともしびなんだ」と
理解できます。実に効果的な存在です。

1〜4話だけを見ても、家康がいかに苦労の変遷をたどってきたかが理解できます。
貴重なDVDだとおもいます。

今観るとナレーションが多かったり(子供さんにはわかりやすい)
後半の家康が善人すぎると問題も多々見られますが
やっぱり第一級の歴史ドラマだったと思える作品です。
特に家康誕生前後の三河戦史と家康の両親の苦悩を描いたのはこの作品だけでしょうか?
そして家康の生涯は常に松平(徳川)の家と家臣、天下の趨勢に影響され
気の休まるときはありません。
それでも実直で誠実な男が戦国の世を耐えながら生きていく・・・。
滝田栄さんの実直でたくましい気風がそんな家康に見事にはまっています。
この番組の役者さんは皆名演で重厚な人間ドラマが織り成していきます。
広忠の近藤正臣、義元の成田三樹夫、本多作左の長門裕之は名演。
業深き今川の姫にして家康の妻、瀬名姫の池上季実子の鬼気迫る演技。
そしてそれ以上にインパクトがあるのが役所広司の信長。
苛烈で激しい信長の青年時代から本能寺までを見事に演じきっています。
幼年期の兄と弟のようだった信長と家康の関係が徐々に変わっていき
天下取りのライバルへと・・・。

戦国ドラマの王道でお薦めの作品です。

良い芝居してたと思います。星4つは完璧ではなくとも良作という意味です。... 続きを読む

徳川家康・豊臣秀吉・織田信長・・・皆な、繋がってたんだ、戦国時代

大河ドラマの傑作の一つです。王道な内容で飽きない作品です。

このドラマが放送された当時、私は中学生。
最初から最後まで観たわけではないけれど、
どういうわけかいろんな場面を憶えている。... 続きを読む

私は権力者が嫌いなので、これまで特に家康など何となく鼻持ちならん存在でしたが、... 続きを読む

何で今までというより、ようやくというべきか、『徳川家康』の
大河ドラマ登場となりました。原作は勿論、大作山岡荘八全26巻です。... 続きを読む

 山岡荘八の長編小説をドラマ化。原作にほぼ忠実に描かれている点がよい。... 続きを読む

イマイチ、かな。

確かに主役だし、若き日の家康像であれば滝田栄の家康はアリだと思う。... 続きを読む

山岡宗八原作の『徳川家康』といえば、誰しもが認める大作である。

それを、武士の生まれ変わりと見紛うほどの居合の達人にして、... 続きを読む

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