横道世之介 [Blu-ray]

横道世之介 [Blu-ray]
吉田修一による"青春小説の金字塔"を、沖田修一監督が待望の映画化!

高良健吾、吉高由里子、池松壮亮、伊藤歩、綾野剛ら若手実力派から個性あふれるベテランまで、豪華俳優陣が終結! !
ASIAN KUNG-FU GENERATIONによる書き下ろし主題歌が世之介の記憶を鮮烈に彩る! !

思い出の片隅の真ん中で、彼はいつも笑ってる。
観る者すべてが温かな幸福感に包まれる。

あなたの心の大切な一本になる、感動傑作の誕生!

◎仕様◎
【毎回封入特典】
『横道世之介』作品解説書(4P)
【毎回映像特典】
特報、予告編、TVスポット

◎内容◎
長崎県の港町で生まれた横道世之介(よこみちよのすけ)は、大学進学のために状況したばかりの18歳。
嫌味のない図々しさを持ち、頼み事を断りきれないお人好しの世之介は、周囲の人たちを惹きつける。
お嬢様育ちのガールフレンド・与謝野祥子をはじめ、入学式で出会った倉持一平、パーティガールの片瀬千春、女性に興味を持てない同級生の加藤雄介など、
世之介と彼に関わった人たちとは1987年の青春時代を過ごす。

彼のいなくなった16年後、愛しい日々と優しい記憶の数々が鮮やかにそれぞれの心に響きだす---。

◎キャスト◎
高良健吾/吉高由里子/池松壮亮/伊藤歩/綾野剛
朝倉あき/黒川芽以/柄本佑/佐津川愛美/堀内敬子/大水洋介(ラバーガール)/田中こなつ/江口のりこ/眞島秀和/ムロツヨシ/黒田大輔/渋川清彦
広岡由里子/井浦新/國村隼/きたろう/余貴美子

原作小説はまだ読んでいませんが、映画館での予告が
面白そうだったので観に行きました。

映画の舞台は１９８７年の東京を中心に展開します。
８０年代の街並みの再現や、当時の髪形や服装に統一したのも
素晴らしかったです。

そこで主人公の世之介がいろんな出来事に出合いますが、
すごく面白くて、退屈しませんでした。
あっという間の２時間３６分でした。

高良健吾さん、吉高由里子さん、綾野剛さん、伊藤歩さん、池松壮亮さん、
朝倉あきさんなど、俳優のみなさんの演技も素晴らしかったです。
ちょい役の俳優さんにも良い味出している方がいっぱいいました。

ブルーレイ・スペシャル版の特典ＤＶＤの映像もすごく楽しみです。
まだまだブルーレイを持っていない方も多いので、
ＤＶＤ版でもスペシャル版を発売してほしいですね。

他の方も書いているように、今年の映画ではナンバー１かもしれません。

　訳あってこの映画を劇場で無料で見れる事になり、そこまで期待もしないで映画館まで足を運びました。予告編を見てもあまり面白そうだとは思えず、ただアジカンの新曲聴きに行こってぐらいに。
　しかし席に着いて映画が始まってみると、もう見入ってしまって、とにかく予想の何百倍も面白かったです。
　最近、この映画をすごくまた観たくなるのですが、でも映画館ではもう上映も終わってしまいましたので、ＤＶＤが出るのを楽しみにしています。

まだ終わってないのに2013年のベスト1と断言したい。個人的に今までみてきた日本映画の青春映画部門のベスト級というか、対抗できるものが思い当たらない。これほど堂々とした青春の喜び切なさを描き切ったものがあっただろうか。青春のある側面、でなくて、青春を封じ込めた感じだ。「恋愛」すらひとつの側面、傍らにしかない、というところが切ないんだよ。

恋愛、笑い、涙、満遍なくすべて封じ込められた、コメディで描かれた宇宙。ゆえにさぞかし宣伝は難しかっただろう。表題の主人公は、言ってみればどうってことのない、どちらかと言うと、“影”のような存在。しかも陽気でポジティブで出しゃばらない。宣伝文句の“いいヤツ”っていうのもしっくりこない。どれを伝えても伝え足りない。どうってことない、どこにでもいた、私の、または私たちの隣りの普遍的な青春を面白おかしく描いて、時間を経て、それが180度ひっくり返って胸をかきむしられるほどの切なさに転じる構成の妙。これは30歳以上には応える。

「パンツの穴」の80年代娯楽映画の巨匠鈴木則文監督が黒澤明「生きる」の構成を引き合いにだして誉めておられた通り、沖田監督、全編コメディの演出のみでこれを達成している。しかも、80年代という世界的に、振り返ってみていちばん恥ずかしいような時代を徹底的に再現して、日本映画にして恥ずかしくない時代に救い上げている。劇中の岡村靖幸、レベッカ、CHA-CHA-CHA (石井明美）などギリギリの線で音楽も節度とセンスをもって踏みとどまっているのも気持ちいい。そして、何気ないシーンながらも数々の群衆シーンに80年代の息吹、活気、輝き、当時感じていた未来を感じます。いや、本当に冒頭の斉藤由貴の看板のある新宿東口からの再現性は、今までの日本映画にはなかったこだわりで必見。

言うまでもないけど、高良健吾、吉高由里子の文句ない代表作。綾野剛もどの映画の中より決まっている。特に吉高由里子はこの役をやるために生まれて来たような輝きっぷり。ただ日本の評論家は泣いたり叫んだり裸になるという下衆な関心しかないので、この種の映画の評価が危ぶまれるが、彼女の輝きは「よのすけさーん！」の響きとともに、50年は消えないでしょう。また観たくなってきた。。

率直な感想は"すげー良い！最高だった"

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原作があって
映画になる。... 続きを読む

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