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442日系部隊 アメリカ史上最強の陸軍 WAC-D632[DVD]

442日系部隊 アメリカ史上最強の陸軍 WAC-D632[DVD]
名誉の為に命を賭け、栄光と偏見に挑んだ65年目の真実。兵士たちの最後の証言で綴る日米合作ドキュメンタリー。 アメリカ陸軍442連隊は、第二次大戦時に日系人で編成された部隊。父母の祖国・日本と戦う苦悩を抱えながらアメリカの中で人種差別と戦い、ヨーロッパ戦線ではファシズムと戦った伝説の兵士たちだ。彼らはアメリカ軍史上最も多くの勲章を受けた部隊として、歴史に凛然と輝く。戦場での合言葉は「ゴーフォーブローク!(当たって砕けろ!)」。フランスをはじめとするナチスドイツ占領下のヨーロッパ諸国の町を次々に開放、ユダヤ人強制収容所も解放した彼らは、現在もなおヒーローとして語り継がれている。
本作は日系アメリカ人として、星条旗を背負って戦う自尊心と愛国心、そして二つの祖国!)日本とアメリカとの間で揺れる心の葛藤を描いた問題作。と同時に戦争と平和を巡る兵士たちの個人史でもある。
現在、元兵士たちは90代と高齢になり、当事者たちによる貴重な証言はこれが最後になるかもしれない。

先日、新宿の映画館にて見てきたのですが、非常に感銘をうけました。

ジャンルとしては反戦ドキュメンタリーに属すのでしょうが、見終わったあとに複雑である種のカタルシスをおぼえます。

テーマとして私が感じるのは3つ

1戦争の悲惨さ。
実体験を当時者がかたる言葉には、フィクションにはありえない迫力があります。

2当時の米国の日本人・日系人差別。
私たちがほとんど知らない不当な差別を当時のかたがたは受けていたのだと初めてしりました。

3今は忘れ去られた、日本人の心性。
戦前の日本人がいったいどういうことを規範として考えていて、それがいかに失われているかというのを実感しました。

わたしが特に考えさせられたのは3で、戦場という究極の状態を体験された、日系二世・三世兵士のかたの口からかたられる”義務””名誉””我慢””仕方がない””恥”””辛抱””努力”などの言葉はたとえば学校の先生や政治家がかたったら、古く胡散臭いものにしか感じないかもしれませんが、彼らの言葉からかたられると本当に説得力がありました。
とくの、”恥”という概念は私たちとかなり違うのかもしれません。
私たちが”恥”ということは、他人からみた自分の評価。端的にいえば”みっともない”という言葉に集約されるといえます。しかし、彼らのいう”恥”はもっと深い部分、たとえば”魂に恥じない”ということではないかと思えました。「お天とう様に顔むけできない」という言葉がありますが、まさにそれを実感としてもたれてたのではないかとおもいます。

見終わって、一ヶ月以上たちますが、本当に多くのことを考えさせられました。
日本人すべての方に見てほしい作品ですね。

震災前の2011年2月、当時ヤフーレビューの点が高かったのでミニシアター系映画館で鑑賞。

あまり知られていない事実なのだが、第2次大戦中活躍した(らしい)米軍の「日系人」部隊の強さの秘密に迫るドキュメンタリー。

語られる数々の赤裸々な戦争の体験談が具体的で息をのむばかりだ。

戦争体験がトラウマとなっており、話す事自体が辛い事だと思われるにも関わらず、語ってくれた生き残った兵士の皆さんに感謝したい気持ちさえ芽生えてくる。

しかし、そのような戦争の悲惨さだけでなく、今日の我々日本人が忘れてしまいそうな そのポジティブな一面も垣間見ることができ、届けてくれる。

戦争体験だけでなく、忘れそうな日本人的「何か」も語り継ぐと言う仕事に大きく貢献する映画。

積極的に見るべきドキュメンタリーです。

オススメします。

ロサンゼルス・リトル東京の東側にあるボイルハイツは、かつて日系移民の住宅地として賑わった。
今はほとんど面影が無い(まあ某宗教団体は大きな施設を建てているけれど・・・)が、
その歴史から、街の中央にある「エヴァーグリーン墓地」には日系人の墓所が数多くある。

恥ずかしながら、その中心地にある「殉国碑」の銅像のモデルが誰なのかは、本作を観て初めてわかった。
サダオ・ムネモリ氏。ゴシックラインで壮絶な戦死を遂げた442兵士である。
リトル東京にも442部隊の大きな碑があるし、日系人と現代日本人の意識の「差」は大きい、と感じる。

彼らは誰と戦い、何を得たのか?
本作で語られているのは、442元兵士の大日本帝国軍人と何も変わらない「忠誠心」である。
当時の国内では「枢軸国」仲間だったナチス&イタリア兵と戦闘する「日系人」というのはどう見ても
不条理だ。
宣戦布告の打電ミスで「暴挙」になってしまった真珠湾攻撃は日本軍が仕掛けた戦闘だが、そこで逃げ惑う
兵士たちの中に日系人もいた、というのは凄い話だが、こういうことは日本の学校じゃ教えない。

テキサス大隊を救い、ゴシックラインを突破し、ダッハウ強制収容所を開放した442部隊の功績は
もっと国内で教えるべきだと思うのだが・・・。
D・イノウエ氏に至っては、現在大統領の椅子も近い上院仮議長の要職に就いているが、やはり442の
出身だ。現在右腕が無いのは、その時の傷だという。

日米は悲惨な戦闘をした。民間人を多数虐殺した米軍の罪は重いが「勝てば官軍」が戦争である。
現在のアメリカで日本人が尊重されているのは、帝国陸海軍の特攻精神や逆に自らの味方である442兵士
の功績が大きい。ゆえに我々は大きな恩恵を受けている。
こういう歴史を教えないで「日本は悪くてごめんなさい」という「フィクション日本史」はもう止めた
方がいい。

鈴木監督はにっかつロマンポルノ上がりだが、さすがスタジオ出身なので演出は見事。
LAにもう10年近く住んでいるらしく、ここで出会った人たちとの交流で本作も生まれたという。
トーヨー宮武氏のドキュメンタリーも手掛けているが、こういう日本人が「完全無視」する題材を
撮りあげる姿勢が素晴らしい。
感傷的にならず、淡々と「事実」を伝えている点が凄いのだ。

特典映像は14分ほどで、東京国際映画祭でのプロモーションが収録されている。
貴重な記録に対して5つ星です。

参考になったが
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字幕の位置が右側面に出たり下に出たりと... 続きを読む

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輝かしい、そして余りにも悲しい442部隊の実録。彼らは重囲に陥ったテキサス大隊を救うため、全滅に近い損耗に耐えて使命を遂行したことで知られる。火器・装備さえあれば... 続きを読む

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