華麗なるギャツビー [DVD]

華麗なるギャツビー [DVD]
パラマウントの傑作&名作がお求めやすい価格でリリース!!

F.スコット・フィッツジェラルドが1920年代アメリカのジャズ・エイジを舞台に描いた原作を、「ゴッドファーザー」シリーズの名匠フランシス.フォード.コッポラの脚本によって映画化した作品。
ギャツビーには青春時代に心から愛した女性デイジーがいたが、彼がフランス戦線に従軍し戻って来た時には、彼女は大富豪のトムと結婚してしまっていた。 ギャツビーは彼の全てを賭けて、再びデイジーの心をとり戻す決意を固める。ロングアイランドに大邸宅を構え、毎晩のように豪華なパーティーを開く。その噂は社交界のデイジーにも届かないはずはなかった……。
1974年度アカデミー賞2冠に輝く、豪華スタッフ・キャストで贈るスタイリッシュな作品。

※ジャケット写真、商品仕様などは予告なく変更となる場合がございますのでご了承ください。

10代の頃、初めて読んでから今までに何回読んだかわからない、そして、最近また村上春樹さんの新訳が出て、この新訳も10回以上読んだスコット・フィッツジェラルドの小説を映画化したものです。10代の頃には読み取れなかったことが70代の今になればわかることもありこれも年の功か思う昨今です。今までこの映画を見なかったのは、私の中にある小説のイメージが壊れてしまいそうで怖かったからでした。この小説は今までに4回映画化され、今年の春には5回目デイカプリオ主演の作品が出るようですが、どんな作品になっているのでしょうか?(予告編がユーチューブにアップされています。)ひとつの小説が5回も映画化されるというのは過去に例が無いのではないでしょうか?同時代のヘミングウエイが大衆に支持されてノーベル賞を受賞したのに、フィッツジェラルドは生きているうちは小説も思うようには売れず、失意の内に亡くなりました。しかし、今はどうかといいますと時代とともにヘミングウエイは埋没してゆき、かたや、フィッツジェラルドのこの小説は全米の高校で生徒に必ず読まれるようになりました。時代とともにフィッツジェラルドの評価は上がりました。そしていまや、アメリカ文学の最高峰と言われるようになりました。2000年に続いて2013年にも映画化されるということは多くのアメリカ人がこの小説に親しんでいるからかも知れませんね。この映画の私の評価は☆4つです。それなりに良かったです。しかし、私の☆5つはなんといっても2回目に映画化されたものです。1949年のこの映画の主演はアラン・ラッドです。原作の雰囲気が一番良く表されていると思います。是非、このロバート・レッドフォード主演の映画をご覧になった後に、ユーチューブにアップロードされているアラン・ラッド主演の映画もご覧になっていただきたいです。そして、興味をもたれた方はぜひ原作をお読みになってください。たかが映画、されど映画、私にとって大変得るものの多い映画と小説でした。

中西部からニューヨーク郊外のロングアイランドのウェスト・エッグに越してきた。対岸のイースト・エッグにはニックの従兄妹、デイジーが夫のトムと住んでおり、デイジー宅を訪ねたニックは、そこでニックの隣に住む豪邸の主人、ギャツビーの噂を耳にする。ギャツビーは夜毎にパーティーを催すが、決して自分はパーティーに参加しないミステリアスな存在だった。・・・
1920年代の上流階級の享楽的な生活が、随所で再現されています。華麗なファッション、クラシックカー、豪邸、パーティーではしゃぐ若者達。トムの情婦のマーラの貧しい生活や、眼科の看板など、原作が見事に映像化されています。主人公ギャツビーを演じるレッドフォードは、ピンクのスーツもパリッと着こなしていて、惚れ惚れしてしまいます。ただ、彼のギャツビーは品が良くて、「過去に人を殺した」という噂がそぐわないような気がしました。台詞の「愚かで美しい女」という言葉がぴったりのミア・ファロー、愛人トムへの執念を感じさせたマートル役のカレン・ブラックなど、それぞれの人物像にぴったりのキャスティングだと思いました。
数年かけて富を手に入れたギャツビーは、本当はただ1人の女性を想い続けた一途な男。そんな彼を取り巻く世界はあまりにもだれていて、退廃的で、観ていて切なくなって憤りでさえこみあげてくる。それでも画面に釘付けになってしまったのは、数年ぶりの再会を果たすのに、気合を入れてセッティングしたり、まるで初めてデートをする少年のようにそわそわしたりする、ギャツビーの純情な一面のせいかも。まるで昼メロを観ているようにやりきれない気持ちが残る映画ですが、フィッツジェラルドの原作が上手く活かされている作品だと思います。

当然のことだが、原作を何度か読むことで私の中に培われてきたイメージと大きく違っていた。
やや感傷的すぎるのだ。
そもそも私が原作本を読むきっかけは村上春樹の「ノルウェイの森」だったのだけれども、
GatsbyやNick、周囲の人物、あるいは彼らの世界を村上の小説をもとにして理解していた。

つまり「ナイーブ」、「ドライ」「静か」といった形容が合う、ある意味内向的な像を”The Great
Gatsby”に対して抱いていた。この点、監督のJack Claytonは正反対の解釈をしている。

原作ではGatsby邸の隣に越してきたNickの目を通じて、「彼とGatsbyをめぐる」一夏の出来事を
静かに淡々と語って見せるのが魅力であったと思うのだが、この映画では「Gatsbyの悲劇」のみを
前面に出している。
感傷的に過ぎる気味もあるが、テーマを限定していることで悲劇としては完成している。
しかし悲劇性のみを描くことで、原作の持つ魅力を少なからず損なってしまっている。
例えばGatsbyが自分の地位に到った背景や以前の性格に関する描写などを省くことで彼
の中の屈折した部分を描くことをなおざりにしていたり、また、NickとJordanの関係の
成り行きについても映画中で語られることは少ない。
Gatsbyを取り巻く光と影を際立たせるために原作でもパーティーの場面の描写にはある程
度のページが割かれている。しかし、これも映画ではやや冗長に過ぎ、これでは1920
年代当時の風俗を伝えるための映像に見える。

原作から要素を切り取って構成しなければならないと言うのは、映画化するにあたっての
難しさなのだろうが、Clayton監督の解釈は即物的かもしれない。

原作通りのおもしろさでした。
主人公の想う女性が薄っぺらで、そこが逆に映画のアクセントになっています。
ディカプリオ版も観てみたいです。

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現在上映されているディカプリオを観たとき、ロバート・レッドフォードを
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サリンジャーやカポーティ までのアメリカ文学を愛する人にお勧めします。

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S・フィッツジェラルドの原作のあらすじにほぼ忠実に映画化されていて、俳優達のイメージも原作を読んだときと違和感なし(あえて言えば車修理のウィルソン役の俳優が端正な... 続きを読む

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