ヒロシマナガサキ [DVD]
『ヒロシマナガサキ』
第19回米製作者組合(PGA)賞ノミネート作品!
●規格
カラー(一部モノクロ)/16:9 LBビスタ/片面1層/本編86分+特典約30分/字幕:1.日本語字幕、2.聴覚障害者対応日本語字幕
音声:1.オリジナル日本語 他〈ドルビー・デジタル・ステレオ〉(一部吹替有り)、2.視覚障害者対応日本語音声ガイド
映像特典:監督インタビュー、劇場用予告編/セルDVD封入特典:解説書(8P予定)
●解説
本作は、『Days of Waiting(待ちわびる日々)』でアカデミー賞ドキュメンタリー映画賞に輝いたスティーヴン・オカザキ監督が、25年の歳月をかけて完成させた渾身のドキュメンタリー映画である。
原爆投下から60余年を経た今、日本でもその惨劇の記憶が薄れつつあるが、世界の多くの人々には、いまだ被害の実態についてほとんど知られていない。アメリカでは、原爆が戦争を早期に終わらせ、日米両国民の多くの命を救ったのだという、いわゆる“原爆神話”が広く受け入れられている現実がある。
本作は、14人の被爆者と、原爆投下に関与した4人のアメリカ人の証言を軸に構成されている。その中にはオカザキ監督の人生を決定づけた「はだしのゲン」の作者・中沢啓治氏の姿もある。惨劇から、ゆうに半世紀を越えるにもかかわらず、彼らの証言はひたすら生々しく、私たちの心をかき乱す。それはとりもなおさず、原爆というものがいかに忌むべき存在であるかの証左に他ならない。貴重な記録映像や資料を交え、広島・長崎の真実を包括的に描いた本作は、被爆者たちの想像を絶する苦悩に向き合い、彼らの生きる勇気と尊厳を深く受け止めている。
現在、世界には広島型原子爆弾の40万個分に相当する核兵器があると言われている。9.11テロ以降、世界的緊張とともに核拡散の危機が急速に高まり、核兵器による大量殺戮が現実化する恐れも出てきた。このような状況のなか、本作は07年8月6日、広島に原爆が投下されたその日に、全米にむけてテレビ放映された。国連でも特別上映された本作は、アメリカのみならず世界中の人々に、広島・長崎で何が起きたかを知らしめ、核兵器の脅威に対して強い警鐘を鳴らす作品となっている。
私は、聴覚障害者です。
前から、原爆について興味あって、先日の4日に、TSUTAYAレンタルにて「ヒロシマナカサキ」を見つけて字幕があるかなと思いましたら、字幕がついていて興奮しました。レンタルし家に帰って早速鑑賞しました。
初めてみる映像ばかりで大変衝撃を受けました。聴覚障害者でも字幕があって、わかりやすい内容でして被爆された被害者たちの気持ちが伝わったと思いました。そして素晴らしい内容だったので、DVDを購入しました。
マクザムのDVD制作者のみなさん、心から本当に感謝致します。この件についても、<[...]> に掲載しました。
今回の字幕バリアフリーDVDを出したのが、日本で初めてでしょう。素晴らしいことです。
今後とも字幕バリアフリーが続けられることをお祈り致します。
日本の若者たちに「1945年8月6日に何が起こったか?」と問いかけ,「わからない」「知らない」と若者たちが答えるシーンから始まる映画『ヒロシマナガサキ』は,在米日系3世のドキュメント作家,スティーヴン・オカザキ監督が,25年間に500人以上の被爆者に取材し続けたこだわりの作品です。
本作は,ナレーションを挟まず,歴史の出来事順に,当時のニュースフィルムや被爆者の調査記録として残されたフィルム,それに14人の被爆者と原爆投下に関与した4人のアメリカ人の証言で物語られていきます。
治療のために渡米して“原爆乙女”といわれた女性(証言者の彼女は,救ってくれた国アメリカに移り住む。)や,漫画「はだしのゲン」の作者である中沢啓治たちの証言に,アメリカ側の原爆投下肯定論も入れながら,原爆という兵器を告発した貴重な映画です。
被爆50年の1995年,米スミソニアン協会で開催される予定だった原爆展が,米国内の猛反発で中止となり,上映予定だったオカザキ監督の映画も急遽中止になりました。また,映画の中で「イラクに原爆落とせばいいんだ,と言うバカな奴が必ずいる。核兵器が,何なのかまるで判っちゃいない。判っていたら,言えないことだ。」という証言もあります。原爆投下国のアメリカでさえ考え方は色々あるようですが,原爆は正義か悪かの論議よりも,核兵器の廃絶と恒久平和の実現が最優先課題だと思います。
おまけ:私の住む広島県では,8月6日は“原爆の日”として毎年平和公園で慰霊祭が行われており,幼いときから“平和教育”を徹底されていますので,本作冒頭の街頭インタビューでの質問に対する答えは広島県民なら絶対に返ってこないと思います。県民にとっての“原爆”は絶対悪なのです。これは長崎県でも同じことだと思います。
「夕凪の街 桜の国」でもコメントしましたが、自分は広島の被爆2世です。祖父は全身火傷で死亡、父は黒い雨を浴びつつも無傷で避難しました。実家の町には、胎内被爆による障害者の厚生施設もありました。自分より年下の被爆2世も数多く死亡しました。自分は健康ですが、子供は作らない前提で結婚しました。
この映画は、米国作品ならではの素材を多用した、優れた内容になっています。自分に子供はおりませんが、「夕凪の街 桜の国」とセットで、後世に残したいと思います。
当時の日本は「二千年前の思考回路」だったそうだ。そうかなー?。アメリカ人の思考回路おかしいと思える。キリストをあがめている奴らがなぜ無差別に人を殺す!?。キリスト... 続きを読む
世界で初めて原爆が落とされた日本。今終戦が速く終わったかも知れない事が分かって来ました。当時の軍部幹部の無能さがなければ戦争に行って死んだ兵士も原爆も無かったかも... 続きを読む
この映画は、あまりに悲惨すぎて今では世間が目を背けてしまっている事実のありのままを、客観的に映し出した映画だと思います。... 続きを読む
被爆者のインタビュー、リトルボーイ、ファットマンを投下した爆撃機のパイロット、そして、当時のフィルムや写真を豊富に紹介する大変貴重な作品になっている。... 続きを読む
原爆を扱ったドキュメント映画は数少ない…ゆえに様々な評価が出てくるのは仕方ないかもしれない。日系アメリカ人が制作したドキュメントとして観ればいい。内容的に多少、被... 続きを読む
新藤兼人『原爆の子』(1952年)
アラン・レネ『二十四時間の情事』(1959年)... 続きを読む
監督は日系のアメリカ人で、数人の被爆者たちのインタビューを時系列に織り交ぜながら編集してあった。... 続きを読む
また8月6日、9日が巡ってきた。このほどこのドキュメンタリーがNHK総合で放送されたのをたまたま目にした。... 続きを読む
様々なことを 考えさせる刺激にみちた作品。
安易・単純な価値観で判断してはならない。... 続きを読む
原爆といえば広島と長崎を連想するが、筆者は憲法9条を護りきらなければと強く決意する。... 続きを読む
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