ミュージカルテニスの王子様青学vs立海

ミュージカルテニスの王子様青学vs立海
【DISC1】
本編
日替わり映像

【DISC2】
全景映像
千秋楽バックステージ映像
千秋楽カーテンコールキャストコメント

2012.12.28発売　２枚組（1：188分　2：215分）初回特典：風林火山入浴剤(消耗品＠＠)　定価９２４０円　
１stで前後編（120分、54回+127分、49回＝247分、103回）２回に分けて上演された公演を１回（54回）で！！
つまり４時間かかったものを３時間で・・・。３時間見てる側の環境とか、考えて制作したのかな？
聞き馴染みのある曲は分断され、つなぎ合わされ、はたまたメロディだけ変えられています。
新しい”風林火山”などは凝っていてすごいなとは思いますが、難し過ぎて口ずさめません。
試合中の流れの中では、凝りすぎてテンポが悪くなっています。
自宅での道着姿での居合抜きの時間が取れない分、試合中だけど木刀持たせて歌わせちゃった。
幸村のソロで有名な病室ｼｰﾝ（何故かﾊﾟｼﾞｬﾏしわしわ）歌詞はわずか３行で暗転。大事な見せ場だったはず。
ペテン師にいたっては丸井ブン太、ﾊﾞﾆｰｶﾞｰﾙとなり日替わりで青学のｲﾝﾅｰにマジックをかける？
王者立海が？試合中に？バニーガール？この場面でカンパニーは何を伝えたかったのでしょう？
”負ける事の許されない王者”、幸村の早着替えと立海制服姿での見せ場でしたが”非常のﾃﾆｽ”のﾒﾛﾃﾞｨだけが、
変えられているから、無理やりつなげていて、聞いていてとても違和感です。
（余談ですがｽﾄﾚｯﾁｬｰの上に立ってはいけません！患者としての最低のﾙｰﾙです。意図がわからない。）
聞きたかった歌詞は削られ、不必要と思われる演出が増えた。
一緒にされた”君を信じてる～もう迷いはない”。♪君にあげよお～（終？）だから俺は～俺は～♪って
終わったと思ったらこちらも無理やりつなげてしまい、名曲が台無しです。
無人のｽﾄﾚｯﾁｬｰに真田が駆け寄る演出も、一瞬はっとしたけれど考えたらまだ試合会場にいる訳ですよね。
あんなに感動した『関東立海』があっという間にはしょられて、駆け抜けて、見て疲れました。
要は”メインは青学”で、卒業式で。立海は頑張ったしｷｬｽﾄに責任は全くないのに、ﾘｮｰﾏ以外の１１人が
卒業する涙涙の青学のインパクトが強くて。ﾗｲﾊﾞﾙ校は何だか次へ次へと進む為の”踏み台”みたい。
特に今回は立海の見せ場を目立たなくし、余計な演出で軽んじてしまい、悪い印象が残ってしまう。
何の為に誰の為にこんなに急いでいるんでしょう？髭の痕が目立たないうちに全国立海まで終わらせたい！
んでしょうね。特典映像も面白くありません。Disc２：２１５分？本当のﾊﾞｸｽﾃ映像は僅か１２分そこそこです。
わざわざﾊﾞｸｽﾃ映像が別DVDで販売されてますね。比較されるというﾘｽｸを覚悟の上で制作する意図はこの辺にあるんでしょうが、
ファンならほとんど口ずさめた曲が変な演出とともに分断され、ﾌｧﾝの気持ちはは置き去りにされてしまいました。

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