勝手にしやがれ [DVD]

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ヌーヴェル・ヴァーグの決定打と言わしめたジャン=リュック・ゴダール監督の最高傑作!

【キャスト】
ジャン=ポール・ベルモンド/ジーン・セバーグ

【スタッフ】
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール/原案:フランソワ・トリュフォー

制作年:1959年

(C) 1959 StudioCanal - Socit Nouvelle de Cinmatographie.

※映像特典、商品仕様、ジャケット写真などは予告無く変更となる場合がございます。

最初にこの歴史的な作品を観たのは、ちょうど二十歳のときでしたが、正直、いまひとつ内容が理解できていませんでした。変な話し、ベッド・シーンが異様に長いなという印象が強すぎて(笑)。
 だけど、ここ数年でだいぶ印象が変わったというか、こんなにカッコイイ映画だったとは!!
 当時の若者の、保守的(良質)なフランス映画に対する憤りは、現代人の私には想像することしかできないんですが、おそらく、現在進行形の「ストリート」が撮れていないことへの不満が、いわゆるヌーヴェル・ヴァーグ運動につながったのかな、とは思いますね。
 そんな、「ストリート」精神あふれるヌーヴェル・ヴァーグの作品群のなかでも、『勝手にしやがれ』のやりたい放題というか、ベルモンドのアナーキーな傍若無人ぶりには、コンプラ全盛の現代だからこそ、ハッとするものがあるのかも。
 おもえば、あれほど世界の若者文化を牽引してきたROCKでさえ、なんだか煮詰まっている気がしてならないし(JAZZみたいに「あの頃の巨匠」の話しばかりじゃん)、昔みたいに「自由」や「反抗」が若者にウケない時代なのかな、とは最近特に痛感しています。なんとも寂しいかぎりですが!!!

現代の芸術的作品にも通じるセンスを感じさせる編集と音楽の選び方。
一方で、ストーリーは泣けてくるほどつまらなく、見ているのが辛いほど。
ネオリアリスモの作品は未だに見ても面白いことを考えると、「旬があった映画」だったのではないだろうか。
映像作成に携わる人はお勉強として見る必要があるのではないでしょうか。

1960年ベルリン国際映画祭銀熊賞。
1960年ジャン・ヴィゴ賞。
1961年フランス批評家連盟批評家賞。
無軌道な若者の生を、ロケで手持ちキャメラで撮って、
ラフに編集しただけと言われればそれまでですが、
なんとみずみずしい息吹に満ちていることでしょう。
ずいぶん昔の映画になりましたが、まったく古びていません。
今回も観直して感動してしまいました。
ゴダールの即興演出に、ジャン=ポール・ベルモンドが良く応えています。
世界映画史を変えたとも言われるこの一本、心からお勧めします。

ヌーヴェル・ヴァーグの代表作として知られる作品です。
簡単に調べてみますと、ヌーヴェル・ヴァーグとは、1950 年代から 60... 続きを読む

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