攻殻機動隊ARISE (GHOST IN THE SHELL ARISE) 1 [Blu-ray]

攻殻機動隊ARISE (GHOST IN THE SHELL ARISE) 1 [Blu-ray]
全米ビルボード1位、ソフト売上累計550万枚を記録。全世界を震撼させた「攻殻機動隊」シリーズ最新作
士郎正宗×黄瀬和哉×冲方丁×コーネリアス、最高のスタッフが集結!!
アニメーション制作:プロダクションI.Gが贈るSFクライムアクションの最高峰!!


草薙素子が少佐と呼ばれる前夜の物語――
新たな『攻殻機動隊』が起動(ARISE)する――。

kokaku-a.com
未来を、創れ――


◎仕様◎
【毎回封入特典】
■特製ブックレット(オールカラー):作品世界をナビゲート&解説、新規インタビューetc.
【毎回映像特典】
■新作3DCGショートアニメ『ロジコマ・ビート』(脚本:冲方丁/監督:井野元英二/音楽:コーネリアス)
■プロモーション映像
■特報(TYPEA)
■特報(TYPEB)
■劇場予告編
【他、仕様】
■黄瀬和哉(総監督・キャラクターデザイン)描き下ろしジャケット
■特製スリーブケース


◎内容◎
【1話収録】
■「border:1 Ghost Pain」
2027年、第四次非核大戦終戦から一年、戦禍の爪痕癒えぬニューポートシティで自走地雷を使った爆殺事件と、兵器売買における収賄容疑の
掛った軍人が銃殺される事件があった。雨烟る中、その軍人の電脳を求め墓地を暴く公安の荒巻大輔。そしてその背中に冷たい銃口を向けたのは、
殺された上官の容疑を晴らそうと動く陸軍義体化部隊『501機関』に所属する超ウィザード級ハッカーにして全身義体のサイボーグ、草薙素子だった。

だがこの事件を追いかけているのは草薙だけではなかった。彼女を爆殺事件の犯人と疑い付け狙う『眠らない眼』を持つ男、バトー。銃殺事件と娼婦
殺人事件の共通項を捜査する新浜県警の刑事トグサ。そして『501機関』のクルツ中佐とサイボーグエージェントたちが草薙の動向を注視していた。
彼らが追い求めるものは、目の前の「事実」と失われた「真実」とが交錯する電脳社会の混沌に身を潜める。
自身の未来と掲げた理想のために草薙の本能が今、起動する。

◎スタッフ◎
原作:士郎正宗/総監督・キャラクターデザイン:黄瀬和哉/シリーズ構成・脚本:冲方 丁/音楽:コーネリアス/監督・絵コンテ:むらた雅彦
作画監督・サブキャラクターデザイン:西尾鉄也/メカニックデザイン:柳瀬敬之/3DCGI:オレンジ/3DCG監督:井野元英二/美術:Bamboo
美術監督:竹田悠介・益城貴昌/美術設定:加藤 浩(ととにゃん)/プロップ・美術設定:荒川直樹/撮影監督:田中宏侍/音響監督:岩浪美和
編集:植松淳一/エンディングテーマ:salyu × salyu「じぶんがいない」/サウンドトラック:フライングドッグ/アニメーション制作:Production I.G
製作:攻殻機動隊ARISE製作委員会/配給:東宝映像事業部

◎キャスト◎
坂本真綾/塾 一久/松田健一郎/新垣樽助/上田燿司/沢城みゆき/浅野まゆみ


私は神山監督のSACシリーズが大好きです。おなじ攻殻を素材として使った作品なため、比較してしまうのですが・・・・。
タイトルの通り、別作品として鑑賞するなら、まあOK,というレベルでしょうか。この世界観が真新しいものであったなら、良いと思ったかもしれません。

それでも、SACと比較すると、とにかく全方位にわたりスケールダウンした印象です。
・声優は一新されていますが、大きな不満はなかったです。でも、かつての大塚さんのバトーが温かみがあって良かったなあ・・・。
・キャラデザですが、イマイチに感じます。地味です。魅力が減少しました。
・アニメーションはプロダクションIGの作品なので全体的な作りは高品質ですが、どうも印象に残るシーンが無い。
 これは作品の根幹たる、コンテ割りというんでしょうか?そういう部分の問題だと思います。おそらく監督の実力の問題かと。SACでは凄いシーンがたくさんあって、すぐに思い出すことができますが、
 ARISEではどうでしょうか?戦闘描写は丁寧ですが、とにかく地味です。カメラアングル、演出など、全体に力不足に感じます。
・音楽は・・・ARISEで一番のウィークポイントかも。サイバーな雰囲気は出ていますが、こちらもとても地味で、かつ、時々作品とミスマッチというか、リンクする感覚が薄く感じられます。
 菅野さんを崇拝するつもりはありませんが、あちらはサイバーな雰囲気に加えてすごく情熱的な部分も多かったと思うのです。今回のは心を揺さぶる音楽が無い。大幅減点です。
・脚本ですが、こちらも大問題です。正直、分かりにくいです。加えて、分かりにくくても解明してやろう、という気持ちを視聴者に思わせるほど魅力のある事件でもない。
 SACはある意味難解かもしれませんが、大衆娯楽として楽しめる要素も多く、現実の社会問題をモチーフにしているため感情移入しやすく、かつ、キャラのセリフ回しも温かみがあるんです。情熱的だと言っても いいかもしれません。
 ASISEはどうでしょうか?1話だけで即断は出来ませんが、どうも人情味に乏しいです。今回の設定が問題なのか・・・いや、僕は設定が最大の要因だとは思いません。
 ずばり、脚本の質です。効果的なセリフが足りない。人間味が出てこない。総じて脚本の質が低下したということだと理解しています。

上記はもしかしたら枝葉末節なことかもしれません。

一番の問題は、攻殻部分の「本質」が著しく欠けると感じられることです。
例えば、士郎正宗の原作では、インターネットの登場するずっと前にネット社会を表現していましたし、社会正義について考えさせるものがあった。
押井監督の作品では(僕は押井監督の攻殻はあまり好きではありませんが^^;)、圧倒的な映像力と、独特な哲学というか、世界観があった。
神山監督のSACでは、日本を取り巻く社会問題や事件(1stは森永砒素事件、薬害エイズ事件、2ndでは難民問題、SSSでは高齢化社会問題をなぞっていたと僕は思っています)をモチーフにして、正義のあり方を表現した。
(ついでにショートストーリーもお洒落にまとまっていていい感じだった。)

攻殻シリーズはそれぞれ方向性に違いはあるとはいえ、常に時代を先読みしたテーマを提示し、社会考察を行い、社会正義を論じてきた作品だと思うのです。
それが攻殻です。ただSFのカッコいいアニメに留まっていないからこそ、魅力的なのです。
ARISEはその部分が足りない。
SFで、難解なストーリーにすれば良いというものではないはずです。
製作スタッフはそこまで考えているのでしょうか?アニメとして斬新な作品を作って世間を驚かせてやろうという野心はあったのでしょうか?

・・・もちろん、1話だけで結論を出すことはできません。もしかしたら2話以降面白くなるかもしれない。
「本質」とか言って、仰々しいことを書いてしまったかもしれません。
それでも確信するのは、SAC1st 2ndの1話の方が遥かに面白かったということ。
そして、映像、脚本、音楽・・・ARISEはどれもが見劣りするということです。


今回の評価はかなり厳しいものかもしれません。
でも、攻殻のタイトルを背負う作品である以上、要求水準は高くなるのです。

もし他の攻殻作品を未視聴であれば、感じるまま楽しめば良いと思います。
が、せっかくなのでSACや映画版攻殻をチェックすることを強くお勧めします(特にSAC)。

今のところ、ARISEは、穿った表現をすると、攻殻の基本設定とブランドネームを利用した、こぢんまりとした作品、
と、私は評価します。

劇場で見てきました。声優陣の変更は思ったより気になりませんでした。ただ、素子以外どんな声だったか見終わった後には思い出せません。
キャラクターデザインも変更されていて攻殻キャラの魅力が半減した様に思います。
あと、攻殻は音楽も魅力の一つですが、『この曲良い』と思える曲が一曲もありませんでした。音楽が駄目だと盛り上がりに欠けます。EDの曲が流れ始めて席を立ちました。聞いていたいなんて全く思いませんでした。音楽が1番がっかりさせられました。これまで攻殻のサントラは買ってきたしどれも気にいってますが今回はサントラは出ても絶対買わない。
肝心のアニメは尺が少し短い気がしました。終始、画面全体が地味な感じで、印象に残るシーンも無かった。レイアウトに凝っていないというか凄く普通の画面をずっと見せられます。素子の戦闘シーンもいまひとつで最後のバトーの戦闘はばっさりカット。期待しなければ楽しめるし期待すればハズレかなぁと思う出来です。見る人の期待値に寄ります。ただ、残念ながらどちらにせよSACのようなおもしろさは味わえません。
少し辛口になってしまいましたが攻殻ファンにとってはべた褒めできる内容ではありません。

色々批判の多い作品ですが、軒並みその批判通りです。

原作者の士郎氏→押井監督→神山監督が構築してきた攻殻機動隊の基本フォーマットを尽く無視した作品です。作品のネームバリュー、設定を流用しただけの当にコンテンツ・ジャックです。

よく批判の対象になる声優陣の総入れ替えですが、私にとっては有難い配慮でした。押井作品、神山作品のファンなので、コンテンツ・ジャック作品に本流作品の声優陣が参加していたら、とてもじゃないですが耐えられませんでした。★2つは声優陣入れ替えに対する評価です。

作品の内容ですが、攻殻特有の世界観は全くありません。舞台、美術設定も士郎氏の持つ特有の近未来感を丁寧に再現した押井・神山作品のように多階層都市における生活感、人の持つ猥雑感の表現は全くされておらず、安物のスタジオセット内で撮影された映画のような表現です。

アニメーションの動きもどこか歪で、気合の入ってる所と無い所のギャップが激しいです。アクションの出来ない俳優が初めてアクションに挑戦してみました的なアニメーションレベルです。

9課結成前を描くとの触れ込みですが、登場人物の人物像が非常に稚拙です。9課構成員は皆プロフェッショナルであったはずで、唯一トグサだけが軍属経験が無く警察特有の嗅覚を持つルーキーであったのですが、この作品内では皆ルーキーレベルです。草薙、バトーがこのレベルでよく大戦を生き残ったなぁ…と更に世界観を薄っぺらな物に変えるのに機能しています。

この作品を観ると改めて押井・神山監督の凄さが再確認出来ます。攻殻ファンなら一度視聴することをお薦めします。またこの作品で初めて攻殻を知った方は押井・神山作品を視聴することをお薦めします。熱意のある製作者の凄さ、商業主義者の愚かさをそこに見ることが出来る好例です。またと無い経験となるでしょう。

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例の声優陣やストーリーのパターンもいささか食傷気味だったので... 続きを読む

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