あの頃映画 「震える舌」 [DVD]
おいで、おいで・・・幼ない娘・・・。彼女はその朝、悪魔と旅に出た。
●『あの頃映画 松竹DVDコレクション』 第一弾!蔵出しカルト・ムービー特集 初DVD化の目玉作品!
●破傷風に侵された少女と、それを看病する両親の闘病記を、ホラー映画のように纏め上げた異色作。
●監督は、『砂の器』や『八つ墓村』などで社会派、恐怖を描くことで定評の野村芳太郎。
●奇病に取り組み、血も凍る恐怖を熱演した当時5才の子役の圧倒的な演技が見所。
●渡瀬恒彦はこの年、キネ旬主演男優賞を受賞(他作品含む)
●HDニューマスターで、あの恐怖が今よみがえる!
製作年 1980年
あの頃映画 松竹DVDコレクションとは?
映画会社松竹ならではの大作映画、こだわりの映画、良質映画の数々を、今だからリバイバル。名監督・名優たちが活躍したあの頃の映画を、ご自宅で気軽に楽しめるDVDコレクションとして、100本を超える充実のシリーズラインナップでお届けします。2011年11月より、5か月連続で展開!
「怖い」「トラウマになった」とこの映画を論評している人も実際多いですし、DVD化が遅かったこともあってホラー映画だと誤解していた方も多いと思います。
予告や劇中の発作時の演出など、当時ヒットしていたオカルト映画を参考にしている部分は確かに多いのですが、不条理なオチも、ショッキングな展開もありません。自分もホラー映画は大好きですが、これは物語も演出も構成もホラーとして作られてはおりませんので、そういう映画を期待する方にはまったくお勧めできません。
キャッチコピーに、少女は悪魔と旅に出た、とありますが……話の主題としては、両親も一緒に難病という悪魔と旅をし、そして徐々に壊れていく様がメインです。
ようやく待望のDVD化で数十年ぶりに視聴したのですが、病魔の恐怖と並行して描かれる、ごくありふれた家族の心が蝕まれていくことで決して美談ではすまされない両親達のギリギリの苦悩……この映画の恐怖とはそういう危うさを自分も持ち得ていると実感させられることではないかと感じました。この辺のリアリティが本当に怖い。
それにしても、子役の演技が奇跡的と思えるほど凄まじい。監督は、この子にどんな演技指導をしたのだろう?
まず、本作は初見のはずなのだが懐かしい感覚にとらわれた。
郊外の団地の風景は少し前の昭和の典型的な風景の一つだろう(私はそこで育った…)。病院も最近のドラマに出てくる変に照明の綺麗なものとはちがい、どこか古めかしく懐かしく感じる。演出も展開もどこか古めかしい。役者の演技も(振り返ってみると)オーバーアクションのような気もする。
だが、
それを吹き飛ばすような力強い独創的な恐怖をこの映画は見せる。
一言で言えば、破傷風に罹った娘とその両親の闘病記だ。
そしてその題材を『新しい恐怖映画』として創っている。(映像特典予告の監督自身の言葉より。この『新しい…』がポイントなのだろう)
舞台はほぼ病院内と団地の室内だけだ。メイン舞台である個室は、破傷風への対応の為に暗室のように光線を遮られ昼夜の区別がつかない異様な状況となる。そのホラー映画的異空間での病魔との闘いが描かれる。
有名な子役の演技は見所。発作のシーンは演出の巧みさもあって見事な説得力だ。そのほか脇役も豪華で特に女医役の中野良子が印象的だ。出番は少ないが宇野重吉の存在感も◎。そして両親もがんばっていた。終盤ほろりとさせられたのも事実だ。
そして何より観終わるとぐったりする映画でもある。
密度の高い強烈なシーンが続くのだ。とくに、脈拍が一度停止するシーンは凄まじい。(気管切開の話が出たときも辛かった…。中止でほっとした)エンドマークが出るまで「何時また発作が起きるか」と不安がつきまとう。何もないシーンでも緊張が解けない。そんな意味で息つく暇がないのだ。現代的なホラー映画とも古めかしい怪談映画とも‘種類の違う’怖さ…。これを幼少期に観たらトラウマになるのは当然だろう。(ビジュアル的にはそれほど激しくもないが暗闇に口から血を流した幼女の画面は確かに凄惨だ。)
と、ここまで書いていて気がついた。少し前に放送されていた『た●しの本当は怖い家庭の医学』の再現VTRの‘怖さ’に似ているのだ。
うちの子(小学生)はあの番組を怖がり苦手だった。「人知れず平和な日常を壊す恐怖が迫っている…。」それがこの映画の恐怖の性質の一つだと思う。
『そのまま放って置くと、大変なことになりますよ』
実のところ映画としての完成度はそれほど高いとは思われなかったのだが、演出の吸引力は並外れているし、さらに『震える舌』という異様な題名、独創的な恐怖の扱い方。カルト化するのも頷ける。DVD化で伝説となっていた本作を手軽にみることが出来るのはありがたい。
未見の方は是非
(トラウマになっては困るので大人限定で)
この映画は一応ホラー映画ではない。
破傷風にかかってしまった女の子と家族との闘病生活の話なのだが、
とにかく怖ろしい。
公開当時、ホラー映画のようなキャッチコピーを付けられてしまったのも納得。
ビックリする感じの怖さではなく、精神的にくる怖さ。
さすが「トラウマ映画」と言われるだけある。
それと、子役の演技が凄い。映像を直視できないほどの演技。怖い。
この映画は一度見てみる価値あり。
役者の迫真の演技が素晴らしい。身近に起こりそうなことなので、よけいにリアルで恐怖。いい作品です。
今どきの「天才」子役=演技がうまい/「震える舌」の若命真裕子=演技をしているようにすら見えない(あまりにも自然すぎる!)... 続きを読む
一見ホラー映画であるかのような、パッケージングとマーケティングが
実にシュールにキマっていて、ホラー映画を求めてやってきた観客の... 続きを読む
1980年に公開された古い邦画で、
破傷風になった少女とその両親との闘病を描いた作品。... 続きを読む
子どものころにTVで放送されていたのをずっと覚えていました。
DVD化されているのを最近知りました。
怖いのです。... 続きを読む
「恐怖映画」という触れ込みでつくられた作品です。劇場で観たときよりも、今回DVDで観た方が恐怖でした。... 続きを読む
ウソこけ!
怖くもね〜し、トラウマ?
どんだけナイーブなんですか?
みなさん、怖くないっすよ〜〜... 続きを読む
昔観てトラウマになった1本です。
今観ると「おおげさな演出だなあwwww」と大笑いして観れました!
去年予約して買いました。実は二年前にネットで格安で購入したら一度観ただけでビデオテープが切れてしまって改めて購入しました。皆さんが書いてるようにホラーだとかトラウ... 続きを読む
ホラー映画マニアな方の中でも有名なこちらの映画。
正確に言うとホラー映画のジャンルではないはず。... 続きを読む
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