キング・コーン [DVD]
僕たちの寿命は親より短い?!
現代人が口にしている、あらゆる食料は“とうもろこし”から出来ている??
そして、人体に与える深刻なダメージとは?!
魔法の一粒が作る、牛肉・鶏肉・スナック・ジュース・甘味料…… 人類を支配する“とうもろこし”の正体を暴く戦慄のドキュメンタリー・ムービー!!
大学生のイアンとカートは、普段口にしている“とうもろこし”をもっと知っておきたいと、無謀にも農業を始めるのだが、遺伝子組み換えされた種子や強力な除草剤を使うことにより意外にも簡単に収穫に成功してしまう。
更にふたりは収穫したコーンの行方を追って全米30州を横断する旅に出る。そこで“とうもろこし”から自分たちの体に与える、深刻な害毒の数々を目の当たりにしてゆく……。
これを見たらあなたの「食生活」が変わるかもしれない。
(2009年全国劇場公開作品)
「いのちの食べかた」も見たし「ファーストフード・ネイション」も見て、自分たちが食べているものがいかに危険性があるかについてはわかっているつもりでした。ですから目新しさはなかったけど、あやゆる食物はとうもろこしから作られていて、このような遺伝子組み換えで大量生産出来て強力な除草剤にも耐えれるようなコーンが輸入されることに危惧を覚えました。そもそも日本で作られるとうもろこしはテレビで見ると生で食べても甘かったりするのに、アメリカでこのように作られたとうもろこしは本編でも「苦くて木くずを食べているよう」と表現されるようなシロモノ。つまり加工しなければ口に入れられないようなものを甘味調味料などとして知らない間に口に入っているのです。また牛は牧草や干草を食べさせずに狭い空間に閉じ込めてコーンを食べさせられ続ける短期間で太らせる。コーンは胃酸を出す原因となって病気になるのに、抗生物質を与えて病気予防をする。どう考えても体に良くないような食肉が出来上がるわけだ。見ていると気分が悪くなり輸入肉も食べれる気がなくなってしまうが、避けることが出来ないのが現実。コーンで安く育て、ほとんどが脂肪分の肉のように見えるハンバーガー。通りで安いはずだ。
70年代以降コーンの収穫量が飛躍的に増大し、安価な食料が市場に大量に出回ることになった。
しかし増えているというのは見せかけだけで、実は何も増えていないと言ってよいのではないか。
なぜならコーンから作られた食料は、殆どカロリーと脂肪だけで栄養価が低いからである。
いまやアメリカ人の大半が肥満とカロリー過多で苦しんでいるのに、これ以上脂肪とカロリーだけ増やしても少なくとも栄養的には全く意味がないではないか。
コーンを飼料として牛に食わせることで、安価に大量の牛肉を生産できる。
しかし、こうしてできた牛肉は殆ど脂肪の塊で、カロリーの半分以上は脂肪によるものだ。
都市部の貧しい人々の多くは、安価なジャンクフードと清涼飲料水でカロリーの大半を摂取している。
それらはコーンから生成された安価な甘味料から作られる。
ニューヨーク市民の8人に1人が糖尿病で、予備軍はもっと多いそうだ。
いったいこんな狂った構造の中で、いったい誰が幸福になるのだろう?
貧者から巻き上げた金で笑っているやつがいるのだろうか?
そいつらは、干草を食べさせた健康的な牛の美味しい肉を食べているのだろうか?
そもそも、そんな牛がアメリカに存在するのだろうか?
それとも有り余るお金で飲みきれない量のコカコーラと食べきれないハンバーガーでも買うのだろうか?
青年2人がアイオワに1エーカーの土地を借りてコーンを栽培するという、序盤ののんびりした展開に「退屈だなあ」と思っていたんですけど、我慢して見続けていると、コーンに関する興味深い事実が次々と明らかになってくるわけです。
単に「コーンは有用な穀物で、いろいろな使われ方をして役に立っている」という事実だけなら良かったんですけど、“コーンによる食の産業化”にはさまざまな弊害が伴うことを明らかにしていて、非常に恐ろしいと思いました。
例えば、数万頭の牛を狭いところに閉じ込めて飼育する飼育場の例が出てきますが、牛の餌がコーンなわけです。そうすると、牛は運動もしないでカロリーの高いコーンばかり食べているから肥満化し、結果、多くの肉を安価で供給できるようになるわけですが…。コーンで育った牛肉は、牧草で育った牛肉に比べて、飽和脂肪酸が約4倍となり、それを食べる人間の健康に悪影響を及ぼすといった具合です。
それはほんの一例に過ぎませんが、アメリカにおける“コーンによる食の産業化”は、自分自身の食生活にも密接に結びついている事に気づかされ、戦慄を禁じえませんでした。
アメリカのトウモロコシ栽培と、収穫されたトウモロコシのその後を追うことで、アメリカ現代農業の問題点を浮かび上がらせるドキュメンタリー。題名のKing... 続きを読む
世界穀物戦争の救世主がとんでもない核爆弾だった。
アメリカ社会を遺伝子組み換えトウモロコシになぞらえた作品。... 続きを読む
大学を卒業したばかりのアメリカの若者が、素朴な疑問から撮った、というような感覚の映画です... 続きを読む
トラクターと遺伝子工学、そして化学肥料および殺虫剤のおかげでコーンの生産効率が劇的にあがったけれど、ほとんどが糖分であるせいで、アメリカ人の幸せにはつながっていな... 続きを読む
髪の毛には食べた記録が残ると言う。調べてみるとコーンの成分が。そこからこのドキュメンタリーは始まる。巨大な農業機械と大量のアンモニア肥料に殺虫剤。当然遺伝子組み換... 続きを読む
農業や農作物に抱いているイメージと現実の実態とのギャップをうまく表現していると思います。... 続きを読む
製作者のイアンとカートがハンバーガーを食べるシーンがあるんですが、それが凄かったです。... 続きを読む
グレッグ・クライツァー著「デブの帝国」を読んだ。
アメリカが、肥満大国になったプロセスなど興味深く、... 続きを読む
普段食品を買い物をする時に結構気をつけてチェックする表記「遺伝子組換え○○を使用していません」... 続きを読む
アメリカ国内での話である。... 続きを読む
同じカテゴリにある他の記事
NHKスペシャル 東京大空襲 583枚の未公開写真 [DVD]
パリ・オペラ座のすべて [DVD]
J'J Kis-My-Ft2 北山宏光 ひとりぼっち インド横断 バックパックの旅 DVD BOX-ディレクターズカット・エディション-
『産業遺産』~MONDO TV presents「ワンダーJAPAN TV」DVD~
ドキュメンタリー 太平洋戦争 DVD-BOX
世界ふれあい街歩き BOX 1 [DVD]
レールのあった街 コンプリートBOX [DVD]
長崎の記憶 幻の原爆フィルムで歩く長崎 [DVD]
天と地の間に《IVC 25th ベストバリューコレクション》 [DVD]
マン・オン・ワイヤー [レンタル落ち]
工事中 [DVD]
プロフェッショナル 仕事の流儀スペシャル 宮崎 駿の仕事 [DVD]
富士見二丁目交響楽団シリーズ メイキング・オブ 寒冷前線コンダクタープリンス4人の素顔 [DVD]
朝鮮戦争 攻防38度線 CCP-919 [DVD]
美男〈イケメン〉ですね ~愛と友情のメイキングですね~ 前半ですね [DVD]
R&B - Flavor Of Urban Soul [DVD]
黄色い涙 ~より道のススメ~ [DVD]
地球交響曲第二番 [DVD]
世界の車窓から~アメリカ鉄道の旅~ [DVD]
NHKスペシャル チベット死者の書 [DVD]
Copyright (C) 2013 DVD info DVDの格安・激安通販情報 All Rights Reserved.