世界ふれあい街歩き DVD-BOX VI

世界ふれあい街歩き DVD-BOX VI
世界各国の美しい街並みを散策するNHKの人気番組を収めたシリーズのBOX第6弾。パリのマレ地区やモンマルトル、アメリカ合衆国のR66を巡るカーセージやタルサ、サンタフェの散策、そして中国の蘇州や西塘といった景勝地の数々を堪能できる。

●●●●●BOX6●●●●●
■Disc1 フランス〜パリ〜 マレ地区/モンマルトル
<パリ マレ地区>
地区別に紹介するパリの初回は、セーヌ河岸のマレ地区。パリ最古のたたずまい。400年前の貴族の館に囲まれたボージュ広場から南へ西へ路地を歩く。住人たちの言葉が魅力的。セーヌの岸で店を広げる古本屋は「女性を愛すごとく本を愛す」。世界中の食品を売る雑貨屋の女性店主は「世界の品を扱えば世界旅行が味わえる。扱えないのは太陽だけ」と言う。時のゆっくり流れる街をぶらぶらし、ユニークな言葉を味わう街歩きを楽しむ。
【語り】林隆三

<パリ モンマルトル>
モンマルトルの丘は、夕日に照らされるパリの最も美しい街並みを眺められるという。赤い風車のムーランルージュがある丘のふもとから1日かけて丘を探検。坂道の魚店、カフェ…、やがて階段が現れる。階段で芸のけいこをする人、散歩の途中の老夫婦、18年も階段を上り下りする郵便配達人。丘の反対側を下り、また上ると都会の隠れたブドウ畑を発見。階段また階段の丘で出会う人たちと会話を楽しみながら歩き、夕暮れを満喫する。
【語り】柳家花緑

■Disc2 世界ふれあい街歩き フランス リヨン/マルセイユ
<リヨン>
フランス東部、パリにつぐ大都市で「美食の都」とも呼ばれるリヨンの街。古代ローマの時代から交通の要衝として栄え、絹織物の生産地としても知られてきた。ソーヌ川、ローヌ川の2本の川が流れ、大聖堂がある丘のふもとに広がる旧市街や、織物職人たちが暮らしていた地区には趣のある街並みが広がっている。織物商人と職人たちが作り出してきた文化にふれる街歩き。
【語り】山本太郎

<マルセイユ>
マルセイユは、フランス第二の都市。古代ギリシャ人が築いた港町で、地中海、アフリカへの玄関口のため、多国籍な雰囲気が漂う。表通りには瀟洒(しょうしゃ)な店や教会が建ち並び、海から高台に向って昔ながらの家々が続く。街の人々が信仰する「良き母」とは? 裏町を歩けば狭い小路や階段が続き、思ってもみなかった所で広場にでたり、素敵な風景やお店が突然目の前に現れる。海の男たちに出会う街歩き。
【語り】牧瀬里穂

■Disc3 アメリカ合衆国 R66をゆく カーセージ/タルサ
<カーセージ>
1926年にアメリカ大陸横断道として現れた、ルート66沿いの街を歩くシリーズ。シカゴから900キロ、大陸の中央ミズーリ州カーセージ。街の中心にある城のような裁判所で、90年たつエレベーターを動かす婦人から街の歴史を教わる。19世紀に鉱山を営んだ実業家が造った美しい住宅街は車社会で、アイスクリーム店も車だ。手製の自動車を作る年配男性、運転手向けの看板の文字を替える年配女性ら、元気な人々に出会う。
【語り】林隆三

<タルサ>
20世紀アメリカの大動脈、ルート66沿いの街、オクラホマ州タルサ。石油に夢を抱いた若者が集まった中心街も今はひっそり。踏切で長い貨物が通るのを運転手が気長に待っている。R66全盛期のガソリンスタンド跡地の隣にあるダイナーの奥でNYから里帰りしたダンサーが妹と踊る。妹の夢もNYだ。長距離バス乗り場にはわが子に会いに行く親たち。公園には家族そろって最後の写真を撮る一家…。若者が旅立っていく街である。
【語り】矢崎滋

■Disc4 アメリカ合衆国 R66をゆく サンタフェ/LAサンタモニカ
<サンタフェ>
20世紀のアメリカの大動脈「ルート66」が、開通当初に寄り道した街、サンタフェ。400年前にスペイン人が作った国の首都だが、それより以前から先住民も住み、街の家屋は土壁で塗られた先住民のスタイルで統一されている。広場で屋台を手伝うヒゲのおじさん、工房でステンドグラスを作る人、カフェで本を読む青年…。なぜかみな、ほかの街から移り住み、ここが気に入ったという人ばかりだった。空と雲の美しい街路を歩く。
【語り】林隆三

<LAサンタモニカ>
大陸横断のルート66終着点、ロサンゼルスの太平洋岸の街。平日なのに果物のあふれた朝の市場は買い物を楽しむ家族連れでにぎわい、運動器具の並ぶ砂浜では子どもも大人も汗を流し、カフェでは見知らぬ同士がチェスを楽しむ。リゾート客か地元の住人か区別がつかないほど、太陽を浴び、のんびり過ごす人々に数多く出会う。ルート66の心の中での終点は太平洋に突き出した桟橋・ピアの遊園地、という西海岸の人たちの心に触れる。
【語り】矢崎滋

■Disc5 中国 蘇州/西塘
<蘇州>
長江の下流の街、中国江蘇省・蘇州。東洋のベニスといわれる水の都だが、運河は今や使われなくなった。古い街に入り組んで広がる水路に沿って歩くと白壁の家が並ぶ狭い路地に入り込む。静けさに満ちた路地。でも耳を澄ますと木でこまやかな置物を作る職人の手仕事の音が響いていたり、古井戸で水をくむ音が聞こえる。路地を抜けて再び水路に出くわすと、水辺で鳥かごを並べ楽しむ人。水と共に暮らす、静かな路地を探索する。
【語り】中嶋朋子

<西塘>
西塘は、中国江南地方(揚子江下流の南)を代表する水郷で、上海と杭州の間に位置する。明・清の時代から水運を利用した物資の集散地として栄え、今もその街並が残り「生きている千年の古鎮(古い街)」と言われている。縦横に走る水路には個性豊かな石橋がかかり、水辺にそって回廊が続く。そこには水と深いかかわりを持つ、昔と変わらぬ人々の暮らしが。知られざる江南水郷の街を歩く。
【語り】工藤夕貴

●●●●●BOX7●●●●●
■フランス
<パリ オペラ座界隈> −パサージュの街へ−
セーヌ川の右岸(北側)にあるオペラ座界わい。この一帯は19世紀のころから、パリ随一の繁華街としてにぎわってきました。大きな石造りの柱が並ぶ宮殿「パレ・ロワイヤル」。宮殿内の中庭を抜け、趣のあるお店が連なるパサージュ「ギャルリ・ヴィヴィエンヌ」へ。パサージュとは「通り抜け」を意味し、18世紀から19世紀にかけてつくられたパリ独特のアーケード街です。パサージュを抜けて今度はオペラ大通りへと、時をさかのぼり、過去と出会う、古きパリの記憶をたどる街歩きです。
(撮影時期:2009年10月/語り:中嶋朋子)

<パリ バスチーユ地区> −職人の街へ−
セーヌ川右岸にあるバスチーユ広場の東側がバスチーユ地区で、家具を中心とした職人街として知られ、下町の雰囲気を残しています。広場のすぐ裏にあるのは、サン・マルタン運河。運河の輸送が盛んだったころ木材などが遠方からこの運河で運ばれ、バスチーユの職人たちの元へと届けられました。バスチーユ地区のメインストリートにはいくつもの袋小路状の路地があり、その奥では今でも手作りにこだわる職人の工房が数多くあります。そんなパリの下町風情を感じる街歩き。
(撮影時期:2009年10月/語り:矢崎 滋)

■ベルギー
<ブリュッセル> −ヨーロッパの十字路−
「ヨーロッパの十字路」といわれるブリュッセル。旧市街では、「ブリュッセルで一番美味しい」と自慢するワッフル屋台の親子と出会い、豪華な建物が並ぶ大広場「グラン・プラス」へ。グラン・プラスを抜け、坂を上がって新市街へ。鉄やステンドグラスで美しい曲線を描く、アール・ヌーヴォー様式の住宅街を歩き、夕暮れ時に再びグラン・プラスに戻ってきました。カフェでビールを飲んでいる大勢の人々で、広場は大にぎわい。夜、広場がライトアップされ美しく輝くブリュッセルを眺める街歩き。
(撮影時期:2008年6月/語り:牧瀬里穂)

<ブルージュ> −「北のベネチア」と言われる水の都 ベルギー・ブルージュ−
北海とベルギーを結ぶポプラ並木の運河沿い、ベルギー北西部のブルージュ。旧市街の中にも運河が縦横に通っています。街の北側へ向かい、橋のたもとに庭の素敵な家がありました。水まきをしていたご夫婦と話をしていると、突然、白鳥が運河沿いを飛んでいきます。水辺の暮らしには、何とも優雅な時間が流れていました。夕方は風車がある小高い丘へ。あかね色に染まった空に、美しいブルージュの街並みが映えていました。
(撮影時期:2008年6月/語り:中嶋朋子)

■北欧
<ノルウェー ベルゲン> −青い海、輝く緑、白い夜−
まるで青い鏡のような静かな海を、フィヨルドの美しい景観に心を奪われながら船で進んでベルゲンの港に到着。そこから世界遺産のブリッゲン、フロイエン山の展望台、湾に突き出た半島などをぶらぶら歩いてみました。山が街の背後に迫り、とにかく坂が多いベルゲンの街歩き。
(撮影時期:2005年5月/語り:矢崎 滋)

<デンマーク コペンハーゲン> −自転車に気をつけて歩く−
コペンハーゲンは平坦で歩きやすい街です。自転車の利用が推進されているので、市内の主要な所には無料のレンタル自転車も用意されています。この街では、自転車は車道と歩道の間の専用レーンを猛スピードで走っていきます。町並みを眺めるときも、どうぞ自転車にはお気をつけください。古い建物を眺めながらゆっくり歩いてみました。建物の高さが規制されているため、どの路地を歩いていても青空が見え、カラフルな街並みとのコントラストが素敵です。
(撮影時期:2008年5月/語り:中嶋朋子)

■アルゼンチン
<ブエノスアイレス> −南米の真珠 ブエノスアイレス−
南米の大河ラ・プラタ川の河口に広がるアルゼンチンの首都、ブエノスアイレス。午前9時、降り立ったのはボカ港。19世紀、新天地を求めたかつての移民たちも、この港へ降り立ちました。音楽につられて歩いていくと、広場でアルゼンチンタンゴを踊る、美男美女に出会いました。ブエノスアイレスはタンゴ発祥の地。かつて移民たちが安酒場で踊ったことがタンゴの始まりだとか。「南米のパリ」とも、「南米の真珠」とも呼ばれるカラフルなブエノスアイレスの街歩き。
(撮影時期:2009年2月/語り:高橋克実)

<コルドバ> −学生の活気あふれる街 コルドバ−
アルゼンチンの大草原・パンパを真っ直ぐ伸びる一本道。バスに揺られて、アルゼンチン第二の都市、コルドバに到着しました。街の中心に向かって歩くと、白壁の美しい街並みに出ました。通りで談笑する若者にたずねると、ここはコルドバ大学。学生の活気あふれるコルドバ。夏のコルドバは午後9時になってもまだ日が暮れません。世界遺産にも登録されているコルドバの歴史的な美しい街並みと、開放感にあふれた夏の長い1日を過ごす人びと。日差しをいっぱいに浴びながらの街歩き。
(撮影時期:2009年2月/語り:中村梅雀)

■カナダ
<バンクーバー> −ガラスのビル街から緑豊かな住宅街を抜けて−
地下鉄でダウンタウンの中心街へ。さわやかな空を映し出すガラス張りのビルを眺めながら、ハーバーのある北の入り江に立ち寄って、ちょっとレトロな趣きのある住宅街へ。そして、豊かな自然の残るスタンレーパークを抜けてイングリッシュベイと呼ばれる南の水辺へ。大都会なのに、どこを歩いても自然の豊かさとゆったりした時間の流れを満喫できる不思議な街。“世界で一番暮らしやすい”と言われるバンクーバーの街歩き。
(撮影時期:2006年7月/語り:牧瀬里穂)

<ビクトリア> −花の咲く街、南に突き出た岬まで−
“庭園都市”と呼ばれるビクトリア。歩いていると、可愛らしい花々や、綺麗に手入れされたお庭、豊かな木々の葉が作るキラキラとした木漏れ日を街中でたくさん見かけました。19世紀後半までイギリスの植民地だったビクトリアは、二階建てバスやバラの花がいっぱいのイングリッシュガーデンなど、風景のあちらこちらに古き良きイギリスの面影を色濃く残していました。タイヤを木に吊るしたブランコが揺れる住宅街を抜け、夕暮れ迫る岬の先へ。仕事をリタイヤした人が移り住みたいと憧れる街ビクトリアの街歩き。
(撮影時期:2006年7月/語り:桂 文珍)

世界ふれあい街歩きが大好きですので 全部購入しています。テレビでもまた見ています。

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