映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 [DVD]

映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 [DVD]
20周年記念スペシャルプライス!!「映画クレヨンしんちゃん」シリーズ16作品を一挙リリース!!
第10作は、かつてないスケールで描く戦国合戦絵巻――!!……に、しんちゃん登場で歴史が変わる!?
歴史を変えるおバカ参上!

◎仕様
毎回映像特典 映画特報、予告編、ノンテロップオープニング、設定資料集

◎内容
春日部で平和に暮らしていたしんのすけが何故か突然戦国時代へとタイムスリップしてしまう。そこでひょんなことから、歴史上討たれるはずだった侍を救ってしまう。歴史を変えてしまうわけだが、そんなことはどこ吹く風とばかりに、しんのすけは政略結婚に巻き込まれたり、戦で戦ったり、と戦国時代でも大暴れ。
そして、後から何とか車で(?)追っかけてきたひろし達とも再会をするものの、歴史の荒波は一家を大きく変えていく・・・
果たしてしんのすけ達はどうなってしまうのか?
そして、変えられてしまった歴史はどうなるのか?

◎キャスト
しんのすけ:矢島晶子/みさえ:ならはしみき/ひろし:藤原啓治/ひまわり:こおろぎさとみ/風間くん、シロ:真柴摩利/ネネちゃん:林玉緒/ボーちゃん:佐藤智恵/マサオくん:一龍斎貞友/井尻又兵衛:屋良有作/廉姫:小林愛/春日和泉守康綱:羽佐間道夫/仁右衛門:緒方賢一/大蔵井高虎:山路和弘/隼人佐:玄田哲章/兵庫助:大塚周夫/新八郎:納谷六朗/彦蔵:宮迫博之(雨上がり決死隊)/儀助:蛍原 徹(雨上がり決死隊) 他

◎スタッフ
原作:臼井儀人(らくだ社)/監督・脚本:原 恵一/演出:水島努/作画監督:原 勝徳・大森孝敏・間々田益男/キャラクターデザイン:末吉裕一郎/主題歌:ダンス☆マン/制作:シンエイ動画・テレビ朝日・ADK 他

しんちゃんから自宅の印象を「じいちゃんの家に少し似ている」と聞き、
ぽつり「あまり変わらんものだな」とつぶやく又兵衛。
開戦を前に混乱した城下を逃げ惑う住民と反対方向(城)に参集する武士、
疲労した兵士たちの野戦食に塩をきかせた握り飯を作る女性たち、
そして綿密な考証が伺われる圧倒的にリアルな戦闘描写など、
お手軽実写作など足元にも及ばない細部の描き込みが
可憐な悲恋物語を力強く支えている。

又兵衛の無骨な暖かさと力強さ、廉姫の一途さ、
最後の戦いで見せるひろし&みさえの活躍(特にみさえのシークエンス、大拍手)、
そして敵将と対峙したしんちゃんが圧倒的迫力で振り絞る名セリフ、
個人的には日本映画史に残るんじゃないか、と思っている。

戦争、歴史などさまざまなテーマを含んでいるが、
どれも押し付けがましくない距離感を持って描かれているのが絶妙。
野原一家が「お客様」的な立場に置かれるため
「しんちゃんが主人公でない」との観方もあると聞くが、
しんちゃんは結構出ずっぱりだし、未来から来た一市民のひろしたちが
積極的に戦争に関われないのは当然。

悲しい結末の評価は賛否両論あるようだが、
タイムスリップものの収束させ方として、ボタンが掛け違っていっても、
最後は歴史どおりになる、というセオリーを踏まえたと考えることもできるし、
ハッピーエンドだったら、おそらくこれほど好評を得なかっただろう。

「クレヨンしんちゃん」という設定があればこそ生まれた名作だと思う。

初めてこの映画を観た時、あまりの衝撃に体が震え、
涙があふれんばかりに出たのをおぼえています。

あの衝撃的な結末、主役がしんのすけでないのは、
従来のファンには賛否両論だと思いますが、逆に言うと今、この話を
作れるのはクレヨンしんちゃんだけしかないのも事実。

一見、ただのお涙頂戴のエピソードも冒頭に伏線がしっかり張られているので、つまり(しんのすけが来て変えられた過去)があるので
納得できてしまう。
この映画の始まりと終わりが、簾姫が泉にいる場面というのも面白い。
しかもどちらの場面も又兵衛の雲があるのがにくい演出だ。

そもそもなぜ、野原一家が戦国時代にタイムスリップしたのか?

簾姫の「私の願いがかなったせいで、しんのすけにはつらい思いをさせたな」ではっきり理解できる。
又兵衛への廉姫の願いが、しんのすけたちを導いたんでしょうね~
ラストの又兵衛の雲を見る現代の野原一家と
戦国時代で又兵衛の雲を見る簾姫。
「おじさんの旗だ」 「おい、青空侍」・・・・

時代を超えても、500年の時が経とうと、人の願いや思い、心は尚も
受け継がれ、変わらない。そんな素晴らしいテーマが堂々と最後に描かれている・・・・おそるべき、クレヨンしんちゃん

全編、巧みな演出とストーリー展開、人物描写のうまさは、
はっきりいて最近のジブリ作品なんて足元にも及ばない完成度。

アニメは、ジブリや宮崎作品だけでないと実感できるでしょう。

ただ非常に残念なのが、これがクレヨンしんちゃんというだけで
敬遠したり、拒否反応を示したりする人がまだ、たくさんいることです。偏見は捨てて率直に観れば、良いと思うのですがね~
一生ものの映画体験になるかもしれませんよ♪

まさか、「クレヨンしんちゃん」で、目の幅涙で、号泣するとは思いもよりませんでした。

戦国時代における生命の儚さ、姫と家臣との切ない恋の行方、突然のタイムスリップに戸惑いながらも奮闘する野原一家。。。

この作品のテーマは「命と絆」かもしれません。
また、ストーリラインとは別に、合戦描写やこの時代の世俗、時代建築物など、歴史考証もばっちりですので、歴史の勉強にもなるのは凄いことです。

劇場用シリーズで監督をつとめた原恵一は、この作品を超えるのはもう無理だろうと、「クレヨンしんちゃん」の監督を降りたそうですが、そう言わしめるに値する名作だと思います。

晴れた日に、青い空を見上げて、ぽつんとたたずむ白い雲を見たとき、私も青空侍の事を思い出すことでしょう。

もはや「“クレヨンしんちゃん”でなくてもいいのでは?」と思いつつも戦国時代にタイムスリップした野原家の活躍ぶりにはアッパレ。侍道を貫く井尻又兵衛と廉姫との恋愛模様... 続きを読む

さりげない黒澤作品へのオマージュやまじめな時代考証など大人帝国の逆襲に並んで大人向けの作品,昔子どもだったことを忘れそうなおとな必見

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大人帝国がいけた人には○、ヘンダーランドを求める人には×。故に子供には不向きです。... 続きを読む

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内容はクレヨンしんちゃんアニメですが、しっかりとした時代考証や言葉使いなど、関心しました。ラストシーンは涙・涙。実写版の「バラッド」も購入しました。

間違いなく傑作映画です。
マニアックすぎるほど凝った緻密な描写で戦国時代がリアルに描かれています。... 続きを読む

この作品を見るまでは、「クレヨンしんちゃんか〜」ぐらいの感覚でした。
けど、この作品を見て、見方が変わりました。... 続きを読む

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