ビフォア・サンセット [DVD]

ビフォア・サンセット [DVD]

ベルリン映画祭銀熊賞〈監督賞〉受賞作品『恋人までの距離〈ディスタンス〉』から9年後の、恋人たちの“今”
忘れられない人と再会したら、あなたはどうしますか?

リチャード・リンクレイター監督作


恋人との再会、夕暮れまでの85分、私たちが交わした1000の言葉と、ただひとつの知りたいこと。
9年前の恋の結末。忘れられない人がいる、すべての人のための85分。

9 年前、ユーロトレインの車内で出会い、ウィーンで一夜だけを共に過ごした恋人たち。別れの時約束した半年後の再会を果たせないまま9年の月日が流れ、二人は遂にパリで再会した。しかし、二人が一緒に過ごせる時間はジェシーがNY行きの飛行機に向かうまでの、わずか85分。人生について、社会について、恋愛について、セックスについて…9年前の恋の結末を確かめたい気持ちとは裏腹に、とりとめのない会話を重ねる二人に、タイムリミットは刻一刻と迫っていく…

“忘れられない人との再会”という誰もが共感を覚える普遍的なテーマ。タイムリミットまでの85分、リアルタイムで進行する二人の恋の展開。男女の恋愛観の違いを浮き彫りにする、等身大でリアルな会話。その圧倒的な臨場感に、いつのまにか顧客は引きずり込まれ、二人の恋の行方を固唾をのんで見守っている…自分のかつての恋と重ね合わせて―。

“前代未聞のラブストーリー”と絶賛され、ベルリン映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞した、95年の『恋人までの距離<ディスタンス>』の続編にあたる本作。1作目では夕方から夜明けまでの14時間が綴られていたが、今回は再会した二人をリアルタイムで追っている。“男女が9年ぶりに再会を果たす”という以外に、いわゆるプロットらしいプロットも存在しないこの映画がこれほどまでに人々の胸に感動と共感をもたらすことの不思議。もはや、“続編”を超えた傑作であることは間違いない。


【映像特典】
・ メイキング (約9分)
・ オリジナル劇場予告編



サンライズよりも圧倒的にサンセットが好き。(もちろんセットで見ないと意味ないですけど)

クライマックスで2人が遊覧船に乗って回想するシーン(DVDカバーになっている)なんてもう最高。
中でも、ジュリー・デルピーがイーサン・ホークに言う台詞↓

「あたしはちょっとしたことで、感動して息がつまりそうになるの。例えば、あなたのヒゲに赤毛が混じっていたこと。別れの朝、それが太陽の光でキラキラ光っていたこととか・・・」

見るたび、切なくなる〜。
しかしながら、ちょっと強引な設定が気になる・・・(2人が別れたあとアメリカで近いところに住んでいたとか、結婚式に向かう途中で見かけたとか)

とはいえ、傑作。

パリでこの映画の撮影に使われた場所をひととおり
なぞらえて散歩してみた。

まず主人公ジェシーとセリーヌが再会する本屋さん。
これは実在していてメトロ・サン・ミッシェルから歩いて
セーヌ川沿いで発見できる。
英語書籍を扱う老舗で、とっても古そうな本たちが
ぎっしり詰まった店内だった。
ジェシーが記者会見を行ったスペースは映画の為に
臨時で作られたのだと推察する。

次に2人が向かったのは落ち着いた雰囲気のカフェ。
実はこのカフェは本屋さんの近くから歩いてトコトコ行くのではなく
メトロに乗って「シャロンヌ」という駅から
歩いて向かうのが正解だと思われる。

映画では2人がお話しながら歩いていつのまにか到着したように
描かれているが実は少し遠いのだ。

店内は映画とほぼ同じ作りだったが席の位置が少し違っていた。
映画ではジェシーとセリーヌがドアに対して横向きで
向い合せに座っていたが実際のカフェの席はすべて縦方向だった。

11区のこのあたりはロケに使われたこのカフェだけでなく
雰囲気の良いレトロ風カフェがたくさんある。

続いて2人はセーヌ川沿いを散歩したが
この設定も少々無理があるような。

このカフェからセーヌ川沿いへ向かうにはバスティーユを超えて
さらに歩かないとたどり着けない。

それは良いとして2人が散歩した公園、これはきっと
レ・アール近くの公園ではないかと思われる。

あとは2人が偶然乗った船だが、これは観光用の「バトー・ムーシュ」。
ケ・アンリ・キャット、アンリ4世河岸あたりに船着き場がある。

英語では「ヘンリー フォー」
仏語では「アンリ キャット」
意味は全く同じなのに発音がまるきり違う

ジェシーが言うのに苦労していて笑える一場面^_^

最後はセリーヌのアパルトマンだが
これは同じ様な作りの建物がたくさんあるので特定はできず
残念だった。

パリに住んでいた頃
勝手気ままに「あーここだ、ここ」とか
言いながらロケ現場を発見してみた。

映画の舞台を訪れるのも
映画好きにはたまらない至福の時ですね。

前作「ビフォア サンライズ」から9年後、パリで再会した二人は限られた短い時間を過ごす。
再会した二人は、9年前と変わらぬ、自然な会話、しかもまったく途切れることはない。
E・ホークもJ・デルピーもいい意味で、人生の辛酢も知って、年齢を重ねた。
9年後の二人は、みずみずしさはないが、大人の責任と深みと余裕が増した印象。映画の進行時間と、二人が過ごせる時間が同じだという設定がリアリティに満ちて面白い。
E・ホークは、小説家として成功している設定だが、ずいぶんとやつれて哀しく見える。
それに対して、J・デルピーは、前作よりもほっそりとして、美しさも増して輝いている。
9年後の二人の描き方は、男はロマンチストで、女は非常にドライで現実的であるという、脚本も秀逸。
車の中で、二人が隠していた心情が激しく吐露されるシーンの演出の見事さ。
J・デルピーがギターを弾きながら歌う所も見所。
エンディングもまた、洒落た終わり方。この後の二人は、観客の想像にまかされる。

この映画リリースされて9年経ち、来年の一月は続編が日本でも公開されるようで楽しみです。... 続きを読む

時間と空間を現実と結びつけて、尚且つ映画らしいエッセンスに満ちた奇跡の映画。... 続きを読む

before sunriseに引き続き、鑑賞しました。
私は、before sunsetを鑑賞した後の衝撃(いい意味での)が大きすぎて、... 続きを読む

恋人までの距離(ディスタンス)が好きなので買いました。TVで放送したのを録画したのですがCMが入るのが残念で。... 続きを読む

パリを舞台にした恋愛映画が好きな人にはおすすめ。最初から最後までほぼ二人だけで場面が進行。前作からの時間の経過および映画の中の時間経過も現実の時間経過と同じ。すご... 続きを読む

前作 "ビフォア・サンライズ 恋人までの距離 [DVD]"... 続きを読む

Before Sunriseと2枚買いしちゃったのですが買ってよかったです。かなり繰り返し見てます。

Before Sunriseの続編。
9年ぶりに再開した2人の姿。

終盤、車の中でのジュリー・デルピーのある台詞が…... 続きを読む

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