JAZZ SEEN カメラが聴いたジャズ [DVD]

JAZZ SEEN カメラが聴いたジャズ [DVD]
ジャズ愛好家でもあるフォトグラファー、ウィリアム・クラクストンの半生を描いたドキュメンタリー映画。

一流カメラマンとはいかなるものかを教えてくれる映画でした。写真のすばらしさを理解するにはもってこいの教材でしょう。写真の奥深さも感じることができ勉強になりました。

それプラスジャズが加わってくる。ジャズ好きにとってもたまらない内容になっている。すばらしい写真はライブよりも音楽を伝えてしまうらしい。すごいことになっている。もっと写真について勉強したくなってきた。

JAZZのレコードジャケットをアートにしてしまった、写真家William CLAXTONのドキュメント。

写真かJAZZに興味がある人なら引き込まれるであろう程、
題材もそして見せ方もいい。
(専門知識がなければ、たくさん人物が出てくるので1回では理解できないけど、数回見てもいい映画だと思う)

中でもお気に入りのシーンは・・・

CLAXTONがモデルの人格まで写すような、人間臭い、だけど完璧に美しい構図で写真を撮るのに対して、
同じく写真家のHelmut NEWTONはモデル女性の美しさを予定調和的に絵にするのが得意。
正反対の二人の対談は写真に対する意見の相違やカメラの技術的な話がおもしろい。

Vidal SASSOONが、CLAXTONの奥さんであるPeggy MOFFIT(60年代のトップモデル)の話をしている所では、Peggyの活躍したファッション写真がふんだんに出てくるし・・・
ポップアート的映像や商業写真から時代背景も確認できた。
(今のPeggyも確認できた・・・メイクに驚く)

・・・などなど。

JAZZ全盛期の頃の雰囲気たっぷり。
とにかく
「JAZZも写真もPOP ARTも全てかっこ良い!」
と思わせるような映画でした。

付録にJAZZ演奏者たちの簡単な説明あり。
この映画の音楽監督はTill Bronner♪

ただ・・・
リスニングの練習になりそうなDVDなのに、
字幕では日本語のみで、英語がありません。
日本語で意味確認をして、リスニングするしかないのが残念です。

何気なく観てみたけど、ほんとに全てがカッコいい!Billの写真、観てみたくて本も買いました!映画の構成自体も飽きさせる間を与えず、気付けばトリコ!BIllと話してるみたいな感じで不思議だった。やっぱ、写真はこうでなきゃ、ね。

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