ショウほど素敵な商売はない [DVD]
素晴らしきショウビジネスの世界を華やかに綴った感動のミュージカル。
マリリン独特の甘い歌声と妖艶なダンスに思わずうっとり
<キャスト&スタッフ>
モリー…エセル・マーマン
ビッキー…マリリン・モンロー
ティム…ドナルド・オコナー
監督:ウォルター・ラング
製作:ソル・C・シーゲル
脚本:ラマー・トロッティ
音楽:アルフレッド&ライオネル・ニューマン
●字幕翻訳:金丸美南子
<ストーリー>
1930年代、ボードビルの大スターであったドナヒュー一家の子供達の成長と美しい家族愛に、素晴らしい歌と踊りを散りばめた感動のミュージカル。1度は離れた家族の心が一つになり、一家全員で謳うフィナーレ『ショウほど素敵な商売はない』は、作曲家アービング・バーリンの傑作ミュージカル『アニーよ銃をとれ』で歌われた名曲。モンローは独特の甘い歌声とダンスで、ミュージカル・スターとしての才能をみせた。
<ポイント>
●大人気タイトルがよりお求め易く。クラシック映画ライブラリーを充実させる新価格で登場。
●素晴らしきショウビジネスの世界を華やかに綴った感動のミュージカル。
<特典>
●オリジナル劇場予告編集
●ポルトガル版劇場予告編
●修復前と修復後の映像比較
1954年に映画王ザナックが総指揮をとって製作した聖林映画の記念碑的な名作。ドサ回りのボードビリアンのドナヒュー一家が、全篇唄って踊るミュージカル映画の傑作です。
最盛期には5人組で全米にその名をとどろかせたドナヒュー一家でしたが、恐慌の到来や子供たちの成長にともなって、次第にてんでバラバラ状態に陥ってくる。
次男の失恋の原因はモンローのせいだ、とゴッドマザーのマーマンおばさんは憎んでいたのですが、さあそこはよく出来たありがちなシナリオで、ラストでマーマンおばさんひとりが心の痛手を押し隠して「「ショウほど素敵な商売はない」を激唱している(泣かせます)と、いつの間にか行方不明の次男も、次男を捜索していた父親も思い出の劇場に勢ぞろいしている!
そして父親が音頭をとって久しぶりに懐かしい「アレクサンダーズ・ラグタイム」を歌って踊るのです(また泣かせます!)が、画面が一転するとそこは20世紀フォクスの巨大スタジオになっていて、何百人ものダンサーをてんこもりにしたピラミッドの頂上からモンローを加えたドナヒュー一家が、あのラグタイムを歌いながら、こちらに向かって降りてくる。涙なしには見られない感動のフィナーレです。
こまかく詮索すれば冗慢な箇所も散見されますが、それも含めて、これは「古き良きアメリカ」という幻想をあざやかに体現した、ハリウッド浅草三文芝居の奇跡的な作品です。
192,30年代のアメリカのボードビル(舞台での踊り、歌、手品、漫才などのショービジネス)の大スターであったドナヒュー夫妻と子供3人の成長と家族愛の物語。長男スティーブはもういい加減にして欲しいと言いたい標準的な健康なアメリカの良心から思春期に物思いにふけり、神父になりたいと言い出して両親と対立するが、戦争が始まると早速従軍司祭となって前線に赴く。次男ティムは4年前の「雨に歌えば」で激しく動いたあのタップダンサーのドナルド・オコンナーで、ちゃっかり売り出しのマリリン・モンローと仲良くなるが直に喧嘩して別の女と自動車事故を起こし、父親に殴られて失踪する。中の女の子は「南太平洋」でおなじみのミッツィー・ゲイナーで、豪華な活動的な一家を作り上げる。モンローは押しも押されもせぬ人柄と存在感。袖の付いたソファーの上でソファーとぴったり同じ形になって歌う「私は怠け者、のらくらしていたい」;2年前の「ナイアガラ」で演じたような悪女役や売り物のセクシーな歌や踊りなど必要ない、私は彼を愛しています、私にはティムだけ、と語るだけで納得させる、易易たる存在感のすごさ。それにしてもこの人と競演する若い女優達がみんなひどく生き生きとして輝くのが凄い、不思議な得がたい天才だなあと思わせる。このミュージカルのミッツィー・ゲイナーの多少東洋的な顔立ちの切れ味のよさ。「ナイアガラ」のジーン・ピータース然り。最後に母親のエセル・マーマンはミュージカルのファンには極めて評価が高いが、個人的にはあの典型的なアメリカのおばちゃんには正直遠慮仕る。然し次男の失踪を夫から告げられて後の真の母親の眼の底深さといったらない。最後は母親の一人舞台の袖に次男が水兵服で現れ母親の絶叫でヘレン・モーガンの「喝采」とは正反対のハピーエンド。場景が変わり新妻を加えた6人のドナヒュー一家がそろって大階段を下りてくるフィナーレは我々もショウほど素敵な商売はない、と実感させられた。三桁すれすれの値段といい、買いの一手。
「ショウほど素敵な商売はない」は歌あり踊りありの楽しいミュージカル作品ですが、既にスターであった女優マリリン モンローがどうして出演をしたのか観客達に不思議がられた作品でもありました、どうやらこれには20世紀FOX社がマリリンをまだスターではないと思い込ませる意図があった様です、事実、「紳士は金髪がお好き」では個室と20万ドルというギャラが与えられた女優ジェーン ラッセルに対してマリリンは給金も安く個室すら与えられずに、個室を要求した際、「紳士は金髪がお好き」の金髪は私よ!と言って抗議をしたという逸話が残されています、マリリンは孤児で精神病院にいた母親を頼る訳にもゆかずにこうしたスタジオの理不尽さと個人で戦うしか術がなかったのですからさぞ大変だった事でしょう、それでもこの作品での彼女の存在感はピカイチでした、歌も踊りもとても良かったですね。
以前に見てもう一度見たいと思い探してました。状態も良く安い価格で購入でき満足しています。
1954年の20世紀フォックス・ミュージカルです。... 続きを読む
単純なストーリー、歌と踊り、ギャグ、ハッピーエンド。これぞヴォードビルである。... 続きを読む
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