トミー コレクターズ・エディション [DVD]
1975年、カンヌ国際映画祭に出品され一大センセーションを巻き起こし、世界各国で爆発的なヒットを記録したロック映画の最高峰がついに究極版DVDとして復活!!!
1969年に発表され、ロック史上に ”ロック・オペラ” という新たなコンセプトを確立した金字塔的アルバム、ザ・フーの「トミー」の映画化で、多くの評論家に ”絵画、オペラ、音楽、演劇などいかなる芸術でも到底追いつかない、20世紀最高の芸術” と言わしめた歴史的傑作である。
このコレクターズ・エディションDVDでは、ザ・フーのメンバーであるピート・タウンゼントが自らリマスタリングを施した最新の5.1chサラウンド音声と1975年当時劇場にて採用されたオリジナルのQSクインタフォニック・サウンドを採用、ロック・オペラに相応しいスペックを実現した。ほかにも出演者の貴重な証言が聞けるインタビュー多数、鬼才ケン・ラッセル監督による音声解説も収録。
【映像・音声特典】(予定)
●ピート・タウンゼントインタビュー(約59分)
●ロジャー・ダルトリーインタビュー(約20分)
●ケン・ラッセル監督インタビュー(約20分)
●アン・マーグレットインタビュー(約15分)
●ケン・ラッセル監督によるオーディオ・コメンタリー
●オリジナル劇場予告編
●「トミー」メイキング・ドキュメンタリー(約21分)
●テクニカル・スタッフインタビュー(約20分)
●スチール・ギャラリー
《監督》 ケン・ラッセル(「マーラー」「アルタード・ステーツ/未知への挑戦」)
《製作総指揮》 ベリル・ヴァーチュー、クリストファー・スタンプ(「さらば青春の光」ストーリー・コンサルタント)
《製作》 ロバート・スティグウッド、ケン・ラッセル
《脚本》 ケン・ラッセル(オリジナル原案:ピート・タウンゼンド)
《音楽監督》 ピート・タウンゼント
《衣装》 シャーリー・ラッセル(「マーラー」)
《編集》 ステュアート・ベアード(「オーメン」「スーパーマン」「リーサル・ウェポン」)
《出演》 ロジャー・ダルトリー、アン・マーグレット、オリバー・リード、エルトン・ジョン ほか
退屈だと言っている人が何故かまた買って(見て)しまうところがこの映画の不思議な魅力なのだろう。映画の内容については他の方のレビューに譲るとして、このソフトにいてレビューさせていただく。まず上映時間が劇場公開及び、米国でソニー・ピクチャーズより発売されているもの(R-1仕様)より約5分短くなっている(106分)。これはこのソフトがカットされているからではなく、このソフトは英国盤を基に作られているからで、すなわちPAL原盤からNTSCへの方式変換が行われたためだ。その際のスピード変調があったようで、従って音のキーがやや高く、せわしい感じになっているが、ロックが主体なので違和感はさほどない。画質の精細さと自然さは米国盤のスーパービット仕様にはさすがにかなわないが、それと比べると多少どぎつい感じの色調である本ソフトも、映画の内容にはマッチしていて、これはこれでまたいいように感じた。いずれにしても過去の日本盤よりはずっと高画質になっているので、ファンにはたまらないだろう。音声は米スーパービット盤と同様DTS収録付きだが、全く別物。両DTSを比べると、音の分解感ではこのソフトの方が優れているように感じた。ちなみにロードショー公開時に採用されたのサンスイ開発「クインタフォニックQSシステム」は現在の5・1サラウンドシステムの源流のようなものであることが、付録のスタッフへのインタビューで明らかにされる。封入付録のちらしやパンフの縮小版は、少子のようにロードショーで見ていてどちらも現物を持っているものにとっては余計なものだろうが、年老いた名匠ラッセルやロジャー・ダルトリー、アン・マーグレット(異様に若い!)を始めとするスタッフ・キャストの面々への最新インタビューを収録しているのが何より貴重だった。
欧米では高い評価を受けて商業的にも成功した作品。しかし、日本で初めて公開された時は話題にすらなりませんでした。「ロック」がまだ日本では一般的ではなく、レッド・ツェッペリンやディープ・パープルのようなビッグ・ネームでも日本ではせいぜいレコードを10万枚売る程度。その中でもフーは特に日本で人気が出ず、したがってその人達が中心になって作った映画など、そもそも公開すら危ぶまれていた記憶があります。
当時中学生だった私も、映画館で見たものの、ストーリーとしては特に記憶に残りませんでした。ただ、アシッド・クイーンのティナ・ターナーやピンボールの魔術師のエルトン・ジョン、新興宗教の教祖役のエリック・クラプトンのところだけは強烈な印象に残っておりました。
この映画の数年後には、MTVの登場により音楽と映像のコラボなど当たり前になりましたが、当時としては相当先駆的なことをやっていたのが今としてはわかります。
ストーリーも、今でこそ当たり前のように認識されている児童への虐待とその精神的苦痛を根底に添えるなど、かなり先進的な社会的テーマであったことが、これも後になってわかりました。
他にも、アカデミー主演女優賞にノミネートされたアン・マーグレットの体当たりの演技など、もう少し日本でも注目されてしかるべき点が数多くこの作品にはあります。
ただ、惜しむらくは後半がやはり少しだれ気味であり、またこの映画によってロック映画が再評価されたかと言えば、日本においても欧米においても、それほどでもない、というのが実情だったのではないでしょうか。
なぜだか自分でもわからないのですが、ケン・ラッセルが好きです。
独特の映像イメージはまさにOne and Onlyです。そのイメージはヨーロッパ、キリスト教的で完全には理解できないような気がしますが、無理に理解する必要はないような気がします。評論家じゃないんですから。イメージはイメージとしてそのまま受け入れればいいのだと思います。後は好き嫌いの問題です。個人的には好きです。何だか得体の知れない感じとともに。
映画の中で一つの世界を構築し、その中で独自の時間が流れている感じはフェリーニに似ています。見終わった後、現実が逆に虚構っぽく思えてくるのもフェリーニに似ています。このままあっちの世界に行っちゃった人もいるかもしれません。
この映画は子供の頃に観て以来ずっと心の片隅に引っかかっていました。そのことをある女性に話したら、「そんな映画小さい頃に観ちゃ駄目よ。」と言われてしまいました。確かに、気付かないうちに人格に影響を与えているのかもしれません。
こ…これは映画か?
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