キャピタリズム~マネーは踊る プレミアム・エディション [DVD]

キャピタリズム~マネーは踊る プレミアム・エディション [DVD]
『ボウリング・フォー・コロンバイン』『華氏911』マイケル・ムーア監督、待望の最新作!!
世界各国で大反響を巻き起こした史上最強のマネー$エンターテインメント!

●“小学生でも2時間でわかる”世界同時不況のすべて!!
●120分におよぶ特典を収録した2枚組DVDで登場!!

★今度のテーマは、ずばり「おカネ」!!世界中が待っていた、これぞムーア監督の集大成!
★100年に一度の世界同時不況!?みんなのおカネを取り返すため、ウォール街に突撃!
★経済アナリストの森永卓郎氏が日本語字幕を監修!経済が苦手な人もよくわかる!


〔ストーリー〕
2008年、リーマン・ブラザーズの経営破綻が金融危機の引き金となり、世界経済は「100年に一度」と呼ばれる同時不況に陥った。アメリカでは住宅市場の大暴落と企業の倒産により、自宅や職を失う人々が大量発生。一方で、金融危機の原因を作った投資銀行や保険会社は公的資金(税金)で救われ、役員は1億円以上のボーナスを手にしている。ウォール街は何をした?人々のおカネはどこに消えた?ムーア監督が$マークのついた袋を手に、ウォール街へと突入する!

〔キャスト〕
マイケル・ムーア

〔スタッフ〕
監督・脚本・製作:マイケル・ムーア(『ボウリング・フォー・コロンバイン』『華氏911』『シッコ』)
製作総指揮:キャスリーン・グリン(『ボウリング・フォー・コロンバイン』『シッコ』)、ボブ・ワインスタイン、ハーベイ・ワインスタイン(『イングロリアス・バスターズ』『シッコ』)

製作/2009年 アメリカ
(C)2009 PARAMOUNT VANTAGE, A DIVISION OF PARAMOUNT PICTURES CORPORATION. AND OVERTURE FILMS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.


■音声:英語5.1chDD/日本語2chDD
■字幕:日本語/日本語吹替用
■画面サイズ:16:9LB ビスタ
■収録時間:本篇/約127分、特典ディスク/120分 (予定)
■DVD2枚組
■カラー
■片面2層
■リージョン2
■ピクチャーディスク

〔特典ディスク〕
●ピューリッツァー賞受賞記者、ハーバード大学教授、連邦議会議員など追加インタビューや未公開映像
●ムーア監督初来日の密着映像 など


※映像特典、商品仕様、ジャケット写真などは予告無く変更となる場合がございますのでご了承下さい。


ムーア氏の戦後経済史概観はこれはこれで良いと思います。経済という複雑すぎるエコシステムの根っこを辿って同作品に突っ込みを入れてもキリがありません。金融機関の巨大レバレッジについては言及すべきだったかもしれませんが。「どうせ他人(株主)の金だし」という精神構造も付け加えた方が良かったかも。しかし、金本位制を葬った時点で放漫財政は運命づけられ、それに対する反動として市場原理主義の胎動が始まったのだ、とかとか金融史分析的なことを始めたらば、ムーア監督の作品ではなくニアル・ファーガソン教授のテレビシリーズになってしまいますし。
ムーア監督がしきりに宗教を持ち出して「憐憫」の精神の喪失を嘆くのは、弱肉強食のイド的なイデオロギーに対抗するには宗教という古のスーパーエゴの力しかない、という監督の意識の表れです。その宗教臭さがイヤだという方はいるでしょうが、伝統的宗教否定と市場神格化は同根です。ですから、市場という「偽の神」に伝統的宗教をぶつけてきたムーア監督は思想闘争としても極めて正しいことをしている、と私は感じました。
ちなみに拡声器片手にウォールストリートに出向く辺りは絵的には面白いのですが、「ルービンとかサマーズとかフィル・グラムとかの私邸に行け〜。個人を狙え〜〜」と思ったのはワタシだけでしょうか。ムーア監督はなんのかんのと礼儀正しいというか、真実性格の悪いことはしませんね。

「リーマンショック」による未曾有の金融危機は、日本では垂直型の円高と株暴落という体験をしました。
トヨタ、ソニー、パナソニックなど名だたる日本の企業が、一瞬にして赤字転落。
株式市場を眺めていると、この世は終わってしまうのではないかと思うほどでした。
全世界にバブルをもたらし破裂させたアメリカでは一体何がどうなっているのか。
またしてもムーア監督がそれを明らかにしてくれます。
資本主義とはどんな顔をしていて、何をしでかしたのか。
しかし、今回はムーア監督が「助けて欲しい」と観客に訴えています。
「もう、僕だけの力では手に負えない」と。
まずは、この映画を見ましょう。様々な本が出版されましたが、この映画ほど、今回の金融危機の本質を啓発したものはありません。
アメリカ金融資本の暴走は、アメリカ自身をもこれまでにない奈落へ落とそうとしているようです。

 これまでマイケル・ムーア監督作は『ロジャー&ミー』、『ボーリング・フォー・コロンバイン』、『華氏911』と鑑賞してきて、いずれもその問題意識の高さと効果的な演出を高く評価してきた。本作はそのタイトルからして、あまりにテーマが大きすぎやしないかと心配したが、実際の内容はサブライムローン破綻した銀行救済に対する批判であった。

 ムーア監督自身の恒例の突撃取材や抗議活動もあるが、今回は銀行にいきなり行って「金返せ」とか「逮捕する」と言ったりして、明らかに実効性の無いパフォーマンスに堕しているのが感心しなかった。『ロジャー&ミー』とテーマ的に大幅に重なるが、あちらの方がより具体的で説得力があった気がする。こっちはテーマをちょっと大きく設定し過ぎて、焦点が少しボケた感があるんだな。オバマ大統領に対する期待感の大きさも今じゃちょっと微妙だしな〜。

 後半のフランクリン・ルーズベルト大統領に対するオマージュ映像の中で戦後ドイツや日本の改革にも言及している所があり、もう少し詳しく扱って欲しかったが、結構感動的だった。

 ご存知マイケル・ムーアが資本主義(キャピタリズム)の不毛を訴える。... 続きを読む

全ての大人、必見です。資本主義の実態、しっかりとその目で確かめて!!

・プレミアム・エディションではないレンタル版を、一度字幕付き日本語音声で視聴しもう一度字幕付き英語音声で視聴。... 続きを読む

アメリカ合衆国でこのような資本主義批判の映画が制作されることが驚きです。(もちろん共産主義ではない。)サブプライム及びリーマンショックについてかなり突っ込んで取材... 続きを読む

とにかく作り方が上手いです。社会問題に映画で戦いを挑むMichael Mooreに感銘しました。また、それが許されるアメリカ文化も素晴らしい。

リーマンショック、アメリカ初の黒人(ハーフ)大統領誕生を経て、2012年時点でこの映画を再度見ました。... 続きを読む

マイケル'ムーアを見るのはこれで2作目。
学生時代にコロンバインのやつを見て以来ずっとご無沙汰だったけど、... 続きを読む

リーマンショックに端を発する金融危機で
アメリカに何があったのか?それが肌で実感できました。... 続きを読む

ドキュメンタリー映画ですが、ぐいぐいと画面に引き込まれていきます。ムーアの才能でしょう。面白く且つ非常に考えさせられる、優れた映画です。米国型資本主義は限界に来て... 続きを読む

どんな事でもいい面と悪い面がありますが、一方的に悪い面を誇張している様に見受けます。... 続きを読む

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